昨日の 情熱大陸のお話。
吉岡徳仁さん って デザイナーの 回。
誰が有名な とか って コトに 到底 疎いワタシだけど
たくさん刺激を受ける 言葉や 行動が ありました。
日本人が 世界で 活躍していて
なおさら 世界の著名人 や トップアーティストから 指示を得ている。
デジタルだけでは 表現できない 物事。
吉岡さんは 『この先の未来も 手作りが 一番強い』 っと言ってた。
でも 表現を 人に分かりやすく伝える 方法として
アシスタントの人に パソコン上で カタチに してもらったりしていた。
その作業も 始まりは 結局はアナログだ。
時間が空けば 散歩に出かけ 自然の中から いろんなヒントや インスピレーションを得て
それを 人口のモノで 表現にする。
まるで おもちゃ箱のような 事務所で
子供のような顔で 仕事を こなす姿には 感銘を 受けた。
先日 東京で 活躍している 友達が 何年か振りに 夜中に電話をしてきた。
空間デザイナーのアシスタントをしている 彼だが
ずっと 『画家』になる 夢を見ていて
いろんな 葛藤と戦っているみたい。
東京という 大都会で 洗練されたアーティストの 世界観で 生活している彼が
滋賀県という ほぼ田園地帯で 小さな美容院を 営むワタシに 何を求めていたのか。
そんな彼は ワタシに問いました。
『この世界に ナイないものや 新しいものを 作りたい。 そして有名な画家になりたい。
でも 今どうしたら イイか 分からないし、 お金も 時間もないんだ。』
環境の違うワタシだけど 美容師を10年し続けて来た事は 誇りに思う。
そんなワタシは 彼に 言いました。
『お金や時間は 自らが作りだすモノだし、 この世界に無いもの なんて もうナイ。
たとえば 星空を 見てみて。
すべては 自分が見える範囲のものでしかない。
元々 宇宙には たくさんの星があって 今でも生まれたり 消滅したりを繰り返しているんだよ。
だから だれも見つけたコトの無い星や 目に止まらなかった星 を
一番 最初に見つけた人が 名前を付けられる。
世界は たった それだけのコトなんだよ。』
小さなモノに 目を止められなくなった大人が
子供の無邪気な足を 止められるモノを 作り出せるわけがない。
情熱大陸の 吉岡さんは 言っていました。
『いい ショーウィンドウ は ガラスにつく手形の 数で 決まる。』
これまた 先日 常連のお客様に 言われました。
『TiCAさんは 感が鋭いでしょう。』
『そうですかね? 感が鋭いと言うより、 感だけで 生きている感じがしています。』
感という なんの根拠もないモノだけど
29年間の ワタシの人生で 養ってきた 誰にも 盗まれないモノ。
感で 行き 生き
感で 仕事をし
感で 言葉を発してます。
時々怒られ、 時々褒められ、 時々落ち込んだり しながら
でこぼこ道を 楽しみ 歩いています。
オリジナルなんて 存在しない。
すべては 自分のセンスや 感で 取り寄せた ただのコラージュなんだよ。
でもね。 そのコラージュが オリジナル。
まだまだ 未熟だし 物事をざっくりな 感じでしか 見れないワタシ だけど
最近いろんな コトから 刺激を 受けてます。
そんな 今日も ワタシは元気です。
TiCA