スポーツ朝鮮 (6/4)

年寄りの登場がこのように笑わせるだろうか。
連日の最高視聴率を記録しているドラマ'コンデインターン'が'ミセン'を賢明に覆してMBCの希望に浮上した。MBC水木ドラマ'コンデインターン'に向けた反応が尋常ではない。
4日、視聴率調査会社のニルソンコリアによると、3日に放送された9回と10回は4.9%と6.7%全国平均視聴率を記録し、オンラインのコミュニティなどを中心に'コンデインターン'に対する視聴が殺到している。トロット芸能番組の攻撃とtvN'賢明な医師生活'という大きな山に対抗した結果で、実際に視聴率がさらに上がるだろうという期待感もある。
ドラマは食品会社であるジュンス食品を背景に描かれている。若い時にヒット製品を開発し、会社で信任を受けている若い部長カ・ヨルチャン(パク・へジン)が'オンゴル'でインターンをしていた時代に出会ったコンデ部長イ・マンシク(キム・ウンス)をシニア・インターンとして再び会って起こる話を盛り込んだもの。'オンゴル'時代イ・マンシクはカ・ヨルチャンを人格的に侮辱して侮蔑感を与えるのはもちろん、アイデアまで横取りするなどの行動で視聴者の怒りを一身に受けた。甚だしくは自分の過ちまでもカ・ヨルチャンに着せている行動だと怒りの誘発をした。ここまではありふれたオフィスドラマで見てきた話だったが、'甲乙関係'が逆転され、'コンデインターン'だけの楽しさが完成された。'ミセン'の若者 そう!(イム・シワン)をパロディーした'年寄り そう!'というニックネームはドラマに向けた視聴者の愛情を代弁している。

新人作家が作ったこの世界は、視聴者たちに笑いを届けている。2018年MBCドラマ脚本公募で最優秀賞を受けたシン・ソラ作家の初作品で、若い世代たちが共感できるよく弾むお話が込められていて、視聴者たちの笑顔を刺激した。'ハイエナ'と'ストーブリーグ'ら新人作家たちの書き込みが視聴者たちの笑いを刺激しているこの時に一緒に登場した'コンデインターン'の成功が力を与えたわけだ。
特に9回と10回ではパロディーを台詞として注目を集めた。新たな転換点を迎えたカ・ヨルチャンとイ・マンシクの関係を適切なネレイションを通じてピョヒョンハこと。パク・チャヌク監督の映画'娘'に登場した名台詞'私の印象を壊しに来た私の救援者'を活用した。英国、ドラマ'シャーロック・ホームズ'をパロディー化し、笑いを誘った。また、待機発令で会社から隔離されたカ・ヨルチャンがガラスの壁を通じてチーム員達と切ない感情を交わす姿は映画'君は私の運命'の名場面を思い出させた。ここに特別出演したコメディアンのチョン・ソンホはMBC'剣法男女'とSBS'浪漫ドクターキムサブ'をパロディー化し、'国内最高権威のゴキブリの法医官'として登場した後、バンバン爆発するハン・ソクキュの声帯模写で劇に笑いを加えた。この他にもイ・マンシクは自分に冷たいカ・ヨルチャンに向かって"分からないから教えていただけるでしょうか"と、ドラマ'ミセン'の中の名ゼリフをパロディ化して話題を集めた。


シン・ソラ作家の能力が光るのはこれだけではなかった。自然に溶け込んでしまうPPLも武器だった。食品会社を背景にすることに自然に製品に対する言及が出ざるを得ない状況で'コンデインターン'はこれを正面突破に解決し、むしろ自然に終わることになった。ナム・ソンウPDはこれについても"中途半端にPPLではないふりをして撮るよりも、いっそのこともうちょっと図々しくPPL商品をドラマの中にも溶かしてしまうのがいいと思ってそれを選択した"、"急にどんな商品が出るより、最大限飛び散らないようにドラマの中に入れるために努力した"と説明した。ドラマに登場したマスコット'ホット鶏'が実際に販売を控えていて、カ・ヨルチャンが開発した菜食ラーメンの発売も行われる予定だ。
OSTまでも話題をもたらす'コンデインターン'だ。話題のオーディション番組だったTV CHOSUN'ミスタートロット'とのコラボレーションが視聴者たちの興をまともに押し上げている。すでにヨンタクが歌った'コンデラテ'とイ・チャンウォンの'時代から縁'が公開された後、ドラマに完璧に溶け、キム・ヒジェの'上り坂'も4日に公開された。ここにヨンタクは特別出演まで決定して、視聴者たちの期待を一身に受けたことがある。
MBC内部の空気も高まっている。MBC関係者は"内部的に賞賛は受けているが、視聴率がさらに上昇しないかと期待するものもある。緊張の紐を緩めていない"、"広告の場合にも問い合わせや再問い合わせが続いている状況"と話した。