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-劇中のシーンで、おにぎりのフィルムをとる練習をしていましたが、パク・ヘジンさんは人知れず練習をした、努力をしたということはありますか?
何事も上手くやりたい性格で、与えられたことはしっかりやりたいと思うので、こっそり努力する方です。前作のドラマ「マン・ツー・マン~君だけのボディーガード~」では、ハンガリーに行って、英語で講義をするシーンがあったんですけど、元々英語が上手くなかったので、こっそり2カ月ぐらい英語のレッスンをしてから、撮影に臨みました。それで、上手く撮れたことは撮れたんですけど、どうしても気に入らなくて…。結局、アフレコをしたんですけど、そのとき英語を教えてくれていた知り合いの弟分に、録音室にも来てもらって、撮り直したこともありました。とにかく、できないというイメージを与えたくなので、簡単なアクションでも、アクションスクールで練習してから臨むようにしています。何かできない姿を見せたくないという思いがありますね。
-ちなみに、おにぎりの具では何が好きですか? また、ユ・ジョンは高級料理を食べるシーンがありましたが、パク・ヘジンさんが好きな料理は何ですか?
僕は高級料理を好んで食べる方ではなく、母が作ってくれる手料理が好きです。自分が作れる料理も、ありふれたもので、汁・スープものとかチゲとか、蒸したり、焼いたりする料理など、ほとんどのものはできるので、そういう韓国の家庭料理をよく食べています。おにぎりは、(日本語で)こんぶ、梅干し。(海苔巻きの)きゅうり。 僕、納豆が好きなんですけど、おにぎりで納豆が入っているのはまだ見たことがないんで、もしあるなら食べてみたいです(笑)。

-精力的に作品に出演し続けていますが、今後演じてみたい役や出演してみたい作品は?
男性の俳優でこのくらいの年になると、ノワールとかジャンル物に出て、男らしい姿を見せたいと多くの俳優が思うようで、僕ももちろん、そういう欲はあるんですが、いま撮影に入っている次のドラマでも、そういう姿が見せられると思います。何人もの役を1人で演じるので、僕にとっては挑戦でもあるんですが、自分がやりたかった望みが、それで叶っている気がします。
-その現在撮影中のドラマ「四子」では、1人4役ということで難しいと思いますが、挑戦しようと思ったのはどうしてですか?
毎回作品に出演するということは、挑戦だと思っています。最初、この作品は果たして実現できるんだろうか、この役を上手くこなせるだろうか、という疑問もあったんですが、以前ご一緒した素晴らしい監督(「星から来たあなた」のチャン・テユ監督)、台本を執筆している作家さんたち、スタッフさんたちがいらっしゃって、そんな中でキャラクターが作り上げられていて、差別化すれば1つの作品の中でも、こういうことができるんだということを改めて感じています。もちろん簡単ではないし、撮影も難しいプロセスを経ているんですが、僕自身本当に期待しています。後々、CGも入るので、いまは現場で頑張って撮影し、CG作業を経て、どのように完成するのか楽しみです。