チョロ松明って何?・・(^◇^) | 寒がりたー坊のブログ

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こんにちは・・(^◇^)

今日の奈良は、朝から靄って鬱陶しいですが?

雨こそ降っていませんが、そんな気をもたせる日です・・(;一_一)

今朝のブログで約束した古都奈良の文化財の世界遺産の東大寺の二月堂のお水取りの松明について考えてみたいですね。

まずは、お水取りの期間に使われる初夜上堂松明の総数は何本か?・・(^◇^)

ア 140本   イ 141本   ウ 154本  

12日を除く、上がる間(あい)の松明は、長さ約6m、重さ約40Kgですが、12日の籠松明は、長さ約8m、重さ約70Kgなんですね。









この初夜上堂松明が上がる30分ほど前から、チョロ松明の説明があります。

北側の登廊を加供奉行と言う人が3往復する小さい松明のことです。

堂司の指示を受けて、二月堂内で初夜の準備をして声をかけるものです。

ところが、6時半に、「時香の案内」、松明上堂直前に立て続けに「用事の案内」「出仕の案内」が行われますが、この掛け合いがまた決まりがあるあるんですが・・(^◇^)

舞台下の多くの人が私語していて聞き取れませんが・・(^◇^)

処世界のセリフが決まっているんですね。

「時香の案内」には、三寸(かっては香を燃やして、香の長さで時間を図っていたんですね)・・(^◇^)

用事の案内」には、おう・・(^◇^)

「出仕の案内には、承って候と受けて、礼堂の鐘をつき、やがて、厳かに松明が上り始めるんですね。

だけど、二月堂のお松明と言うと、舞台上での松明の勇壮さに驚き歓喜していますよね。

本来の仕事は、練行衆を北の出仕口に案内する足元を照らす松明の灯りなんですね。

法会に関連する松明に神聖性が付加されて火の粉を浴びたり、焼け落ちた杉の葉を拾って持ち帰るとご利益あると言う信仰が生まれたんですね。

まず、チョロ松明を見たい人は、枠組みされた北側の登廊近くでいないと光源も低く、多くの人の見物で確認は難しいと思います。

杉の葉が欲しい人は、二日目以降は、出仕口の北側のお茶所に前日分の杉の葉が置かれていますので、新聞紙に包んで持ち帰りができますよ・・(^◇^)

私も持ち帰りました?

あまり効果はないのかなあ?

サンタ猫が広縁で爆睡中です…(*^^*)





今日も良い日でありますように・・(^◇^)

クイズの答えは、イです。

12日は、処世界も上堂するからです。

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追伸

二月堂の登廊の北で、参籠宿舎の東裏には、白い梅が、そんな時に松尾芭蕉の句を一句。

春もやや けしきととのふ 月と梅