
島田洋七さんが書いた「がばいばあちゃんお寺に行こう」を読みました・・
何故かって言うと、先日に西本願寺に行ったんです・・
すると、一枚のポスターが目にはいったんです・・
「コツコツやってもなあと思うまえに、コツコツやれ」・・っていう字が・・
私は、その時にハッとしたんですよ・・
私は、今、地道に物事を積み上げていく作業を考えてみれば何もやっていないなあと・・
あれをこうしよう、これをこうしようと思いつつ、結果は、必要に迫られたことだけを日々必死にこなしているだけなんですね・・
そうなんや・・
あれこれ思うまえに、何かをしようと思ったことを、それを、精一杯今やればいいんだと気付かされました・・
その原点はどこにあるのかと思い、一冊の本を買ったんです・・
「がばいばあちゃんお寺へ行こう」と言う本を・・
その原点は、小学2年から、中学校を卒業するまで、育てた、がばいおばあさんの後姿だったと思いました・・
おばあさん自身が苦しい中を孫である、洋七さんをいつも笑顔で信仰を通しながら、言葉と行動で生き方を教えてきたんですね・・
私は一番感動したのは、彼が1と2しかない通信簿を見せた時に、
大丈夫、足したら、5になる。
それより、人生は総合力、社会に出てからはもっと分厚い教科書があるから、それを大切にして生きて生きんしゃい・・
それを見事に、活かした彼の人生が偉いと思いました・・
ガリ勉で、机にへばりつくのでなく、世間の多くの人とのコミュニケーションから学んだことが、社会に出てからは、学校の教科書よりも分厚い教科書であったと気づいたことです・・
これこそが、知識で無い、私は智慧だと思いました・・
このおばあさんは、終生を信仰一筋に生きてきて、その神髄を彼に伝えたんだと思いました・・
人生は、知識で生きるのではなく、智慧で生きよと・・
知識は、ある程度、勉強すれば、培われるかも知れませんが、智慧は、「生きることの意味」を知らなければ培われないなあと私なりに思いました・・
仏教書の難しい本を読むより今日は良い勉強になったように思いました・・(^◇^)