収穫の秋リンゴ Apples | 高橋翻訳事務所スタッフリレーブログ

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プロ翻訳家による丁寧な翻訳で海外・国内のホットな話題を翻訳家の視点で書き綴っております。

こんにちは。高橋翻訳事務所(http://goo.gl/25cZv)環境翻訳担当のY.M.と申します。

環境翻訳秋といえばリンゴ狩り。といっても、リンゴは「ふじ」と「レッドデリシャス」「ゴールデンデリシャス」くらいしか知らなかったのですが、アメリカ滞在中にそれは多様なリンゴに出会い、その奥深さに驚きました。

市街地から車で15分ほどのところに今でも残っている農園(Heyser Farms )でも、毎年いろいろな種類のリンゴを収穫していました。その中でもSpencerville Redという農園が独自に開発した種類は、生絞りのアップルサイダー(apple cider)にしてもとても美味。ところで北米でいうところのアップルサイダー、アップルジュース(apple juice)、ハードサイダー(hard cider)の違いはご存知でしょうか。

アップルサイダー:生のリンゴを絞り、ろ過(filteration)も殺菌もせずそのまま食用に供すもの。サイダーという名称ですが、炭酸飲料ではありません。

アップルジュース:生のリンゴを絞った後、果肉(pulp)等をろ過し、さらに低温殺菌(pasteurize)したもの。より保存が利きます。

ハードサイダー:リンゴ果汁を発酵させたリンゴ酒。独特の発泡と甘さのないすっきりしたアルコール飲料となります。

アップルサイダーを作っているリンゴ農園では、どこも秘伝のブレンドを大切にしています。アップルサイダーの試飲会やコンテストも開かれます。私たちが一年を通して通っていたこの農園のアップルサイダーは格別!メリーランド州のコンテストで金賞も獲得しています。

これからの季節にアメリカ東海岸に赴く機会のある方は、地域自慢のアップルサイダー巡りをされてはいかがでしょうか。


環境翻訳コラム担当者紹介
環境コンサルタントを経て米国でサステイナビリティ研究を行った経験を活かし、環境に絞って翻訳活動を行っております。修士共同研究ではカリフォルニア州道路公団の依頼で景観計画を作成。サステイナブル・コミュニティに関する研究では代替エネルギーから建築、農業、教育まで幅広い分野を統合する試みに携わりました。調査→分析→報告/発表という一連の流れの中で、必要に応じて関連分野の情報収集を行うなど、環境に関わる各分野に適した正確な翻訳を行います。
株式会社高橋翻訳事務所 
環境翻訳  担当:Y.M.