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ようやく春らしさを感じられる日が多くなってきましたが、この冬は雪が多く寒さの厳しい冬でした。
温暖化などの影響で近年少なくなっていると言われている流氷(drift ice)も、この冬は比較的よく見られたようです。
2年前に北海道に行った際は、流氷がはるか沖にあり、砕氷船に乗って沖に出たものの、ジュースの中の解けかけの氷程度の流氷のかけらしか見ることができなかったため、今年も再挑戦しました。
出発前日の時点で接岸が確認されていましたが、接岸していても陸から海にかけて強い風邪が半日も吹くと全く姿が見えなくなってしまうと聞いていたため、やはり当日までは気掛かりでした。幸い、今回はぎっしりと接岸して雪の積もっている陸と区別がつかないほどの流氷に出合うことができました。翌日は少しまばらになっていて、こちらの方が私の「流氷」のイメージに近かったです。砕氷船(icebreaker)で沖に出ると、砕かれた流氷の破片が縦になり、流氷の厚みや薄荷飴のようなきれいな色も確認することができました。海外からの観光客にも人気の観光地のようで、砕氷船の上で英語や中国語なども飛び交っていました。各国語に翻訳されたパンフレットも置かれていたようです。
今回新たにチャレンジしたことがありました。ドライスーツを着て流氷の上を歩く「流氷ウォーク」というものです。ドライスーツを着たのは初めてで、首の部分から水が入らないようになっているので、まずその息苦しさにびっくりしました。日の出直後の早朝ウォークでしたが、中にトレーナー程度しか着ていないのにあまり寒さを感じなかったのには、さすがドライスーツだと感心しました。ガイドさんの後をついて流氷の上を歩き、最後に氷が薄くて穴があいている部分を少し広げて、水に入ってぷかぷか浮きながら写真撮影をして頂きました。氷の薄い部分が多く、歩いている時点で家族が氷の中に落ち、ぷかぷか体験一番乗りをしてしまうというアクシデントもありましたが、早起きした甲斐があると思える貴重な体験をすることができました。夏場は漁師をしているガイドさんによると、やはり年々流氷の量が減って厚みが薄くなっており、以前は半日ほど流氷の上を散策する「流氷ハイク」ができたのですが、今は「流氷ウォーク」も段々難しくなっているそうです。温暖化などの環境問題について、改めて考えさせられた機会でもありました。
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医療機器メーカーで実際に申請・治験業務に携わった経験を生かし、申請・治験業務担当者がどれほど厳しい状況の中で即戦力となる翻訳を求めているかを身をもって知っている者として、当局に受け入れて頂ける完成度の高い訳文をお届けできるよう、医療分野や薬事動向に常に目を向け、現場の皆さまのお声を聞かせて頂いております。 また、大学で学んだ言語学の分析手法や翻訳・編集の会社での経験に基づき、自身の訳文が曖昧さのない、用語の整合性がとれたわかりやすいものとなっているか、批判的に多方向からのチェックを行い、最善の状態で納品させて頂くことを念頭に置いております。
株式会社高橋翻訳事務所
医学・薬事申請翻訳、看護・介護・医療翻訳 担当:Y.O.