オリンピック代表を目指す芸能人 | 高橋翻訳事務所スタッフリレーブログ

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こんにちは。高橋翻訳事務所(http://goo.gl/25cZv)スポーツ分野翻訳担当の佐々木と申します。

経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳今回のテーマは芸能人のオリンピック挑戦についてです。

今年の7月27日から開催されるロンドンオリンピック(London 2012 Olympic Games)ですが、2名の芸能人が出場に向けた挑戦を続けています。まずは芸人の猫ひろしさん。東京マラソン2008で初めてフルマラソンに挑戦し、3時間台で完走。その後も連続して東京マラソンに出場して、2011年には2時間37分43秒の記録を出すまでになりました。その後、男子マラソンでのオリンピック出場を目指して2011年にカンボジア国籍を取得し、2012年2月5日に行われた第61回別府大分毎日マラソンでは2時間30分26秒の自己ベストを記録、北京オリンピックカンボジア代表のヘム・ブンティン選手の昨季最高タイム2時間31分58秒を上回りました。また、カンボジア代表内定の基準となる2時間31分台もクリアしており、カンボジア代表への道が開けてきました。

女子では南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代さんが、ロンドンオリンピックから正式競技となる女子ボクシング(women’s boxing)での出場を目指しています。2009年にアマチュア女子ボクシングC級ライセンスを取得し、2011年にはJOC(Japanese Olympic Committee)の女子ボクシング強化選考選手20名に選ばれました。当初はヘビー級でしたが、国内に対戦相手がいないため、2012年2月の全日本女子選手権兼ロンドン五輪予選日本代表派遣選手選考会ではミドル級で出場。ミドル級の出場者はわずか3名でしたが、1回戦を不戦勝で迎えた初戦の決勝戦では鈴木佐弥子選手を相手に判定勝ちを収め、優勝を果たしています。5月に中国で行われる世界選手権(2012 Women’s World Amateur Boxing Championships)の日本代表となり、ベスト8に入ればオリンピック出場が内定となります。

2人とも芸能人としての仕事も続けており、多忙なスケジュールの合間を縫って練習に取り組んでいます。一部からは売名行為や悪ふざけとの批判も上がっていますが、オリンピック出場に本気で挑戦する姿勢はすばらしく、勇気づけられている人も多いのではないでしょうか。ぜひともオリンピックの舞台で活躍する姿を見せてほしいと思います。


経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳コラム担当者紹介
スポーツ分野翻訳を幅広く担当しています。私自身スポーツに親しんでいることもあり、普段からいろいろなスポーツについての情報収集に努めています。正確でありながら、実際にそのスポーツに関わる方々が見ても自然な文章、生き生きとした説得力のある訳文を目指しています。
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