こんにちは。高橋翻訳事務所(http://goo.gl/25cZv)スポーツ分野翻訳担当の佐々木と申します。
今回のテーマは第91回全国高校ラグビー大会(National High School Rugby Tournament)についてです。
12月27日から行われていた第91回全国高校ラグビー大会は、福岡県代表の東福岡高校が3大会連続4度目の優勝を果たしました。3連覇は史上5校目で、第81回大会から4連覇を成し遂げた大阪の啓光学園以来となります。総得点も大会記録を塗り替えるなど、圧倒的な強さで全国の頂点に上り詰めました。また、東福岡は2009年1月から国内での公式戦は無敗を誇り、その記録を80試合に伸ばしています。
高校ラグビーは西高東低の時代が長く続いていますが、今回の大会では栃木県代表の国学院栃木高校が初のAシードに選ばれ、東日本勢の奮起に期待がかかりました。しかし、国学院栃木は準々決勝(quarterfinal)でBシードの東海大仰星高校に12対24で敗れ、ベスト4へ進めませんでした。その他の高校も、Bシードの桐蔭学園はベスト8で、同じくBシードの国学院久我山と流経大柏はベスト16で姿を消すなど、東日本勢はベスト4へ1校も残ることができず、悔しい結果となっています。
高校サッカーに比べて注目度が低い高校ラグビーですが、2019年の第9回ラグビーワールドカップ(2019 Rugby World Cup)は日本での開催が決まっています。ワールドカップで悲願の決勝トーナメント(knockout stage)進出が果たせるよう、今回の全国大会から1人でも多くの若い才能が開花することを期待しています。