各情報番組によると、自民党の新総裁に選ばれた石破氏が衆議院解散選挙の投開票を10月27日に定めて動き出しているとの報道がされている。
「当選したら即解散。」と宣言していた小泉氏が当選したのならまだしも、石破氏はずっと与野党論戦が必要だと言い続けてきたはずである。
もちろん10月27日の投開票で動くとしても与野党論戦の時間が無いとは言えないが、解散総選挙ありきでの与野党論戦ということになり、じっくりと論戦する気など無いように感じてしまう。
これでは何のために5回も総裁選をしてきたのか、自民党の支持者だって新総裁がどのような考えで野党とどう向き合いながらどのような政権運営をするのか知りたいはずである。
それにも関わらず、党内多数派の解散を急ぐ流れに押し切られて、自分が言ってきた事を、まるで手のひら返しのようにひっくり返すのですから、これでは根幹がグラついているとしか思えません。
スタートする直前から先が思いやられる新総裁という事になりそうです。