YouTubeなどで、空手や剣道の世界大会の模様を視聴する事がある。
どちらも武道の世界大会として、礼節を重んじる緊張感のある大会になっている。
これらを見るにつけ、現在行われているパリ五輪での『JUDO』競技と比べてしまう。
もちろん日本代表としてパリ五輪に参加されている選手になんら落ち度はないと思っているが、どう見てもあれを柔道と表記することに抵抗があり、あえて『JUDO』と書かせて頂いた。
しっかりと礼に始まり礼に終わる、相手を尊敬し気遣い、畳の上ではガッツポーズをしたり歓声を上げたりしない。
こんな柔道をオリンピックで見られなくなったのはいつ頃からだろうか。
それとあのブルーの道着も…。
私が道場に通っていた頃は、カラーの帯をするのだって恥ずかしいと思ったものだったが…。
日本の柔道家もどんどんJUDOの選手に変わっていってしまうのだろうか?
オリンピック等で日本柔道が強い事を世界に証明してもらいたい気持ちもあるが、それ以上に空手や剣道のようにしっかりと武道として生き続けてもらいたい気持ちが強い、そんな私はおかしいのだろうか?