自民党の堀井学衆院議員（比例北海道ブロック）は25日、札幌市内で記者会見し、安倍派の政治資金パーティー収入のキックバックを政治資金収支報告書に記載しなかった問題を理由に、次期衆院選に立候補しない考えを表明したそうだ。
堀井氏は「内閣府副大臣を3カ月で辞職するなど、信用と信頼を失墜する結果になった。」と理由を説明したが、辞職や政界引退は否定したという。
堀井氏は2018年～2022年にかけて、計2196万円のキックバックを受け取りながら収支報告書に記載していなかったそうだ。
地元の北海道9区で自民支部長を務める一方、不記載問題をきっかけに日ごろの政治活動に対する不満が高まり、次期衆院選の候補者を見直す動きが出ていたという。
辞職や離党については、「政治活動を続ける、未来の可能性がある。」と判断したといい、不出馬がけじめの付け方として一番重いと考えたと説明したそうだ。
堀井氏に限った事ではないが、国民に対してのケジメの付け方があまりにも舐め過ぎていると感じるのは私だけだろうか。
もしこんな事くらいで今回の事がチャラになると考えているのなら、国民を舐めているというかバカにしている。
下野した当時の自民党のような状態になっているのではないのか。
あの時は政権交代した政党グループがあまりにも能無し集団だったからすぐに政権復帰ができたが、今の岸田政権の自民党ではあの時以上の絶望感しか感じない。
いったいどうする事が日本の将来にとって正しい選択になるのだろうか？