親日と言っても… | ひでっちのブログ

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カバン屋のオヤジです。仕事関係もですが、旅行や食事など、個人的な趣味趣向を中心に感じた事をとりとめもなく書いていきます。

韓国の尹錫悦大統領は、就任2年の節目を10日に控え、記者会見をしたそうだ。

日韓関係について、歴史問題では「立場の違いが確実にある。」と指摘しつつも、北朝鮮への対応や経済面などで「未来のために協力すべきだ。」と訴えたそうだ。

日米韓の連携に関しても「安全保障を強化し、経済的機会も拡大させる。」と意義を強調したという。

尹氏単独の記者会見は2022年8月以来で、4月の総選挙での与党敗北の原因と指摘された尹氏の『独善的』なイメージの払拭を図り、国民との意思疎通に力を入れる姿勢を示したらしい。

日韓に横たわる歴史問題は「障害物になり得る。」と指摘しながらも、「確固たる目標を持って耐え、向かうべき方向に進まなければならない。」と述べたそうだ。

岸田文雄首相にも言及し、「互いに信頼している。両国関係を発展させる思いが十分にあると互いに分かっている。」と評価したという。

しかし、日韓の間には様々な問題が山積みであり、そのほとんどが韓国側にボールがいっているのだ。

慰安婦問題、元徴用工問題等はすでに日韓の問題ではなく、韓国の国内問題であるし、私は何をさておいても火器管制レーダー照射問題が日韓間の最大の問題だと思っているし、竹島不法占拠だってそうである。

岸田首相にも尹大統領にも、簡単に相互信頼などという言葉を口にしてもらいたくない。

両国間の関係を改善するつもりがあるのならば、懸念事項すべてについて解決してからにしてもらいたい。

それが出来ないのであれば、日韓両国の関係は現状のままで良いと思うのだが…。