『少年革命家』を名乗り、学校に登校せずに日本一周の旅を敢行中のYouTuber、ゆたぼん(13歳)が、ツイッターを更新して不登校への思いをつづったらしい。
ネット上では、理解する声、否定派などさまざまな声があがっているが、ゆたぼんは「俺はずっと『学校に行きたい子は行ったらええし、行きたくない子は行かんでええと思う』って、言ってきてるしな!!学校に行くのがやりたい事ならやったらええけど、他に何かやりたい事あるって言うなら、それをやったらええやん 俺も学校行かんでも友達はいっぱい作れてるし、毎日めっちゃ楽しいで」とツイートしたそうだ。
その後も、旅で出会った子供たちとご飯を食べている写真を添え、「学校行ってても行ってなくても、結局な、覚える事は覚えるし、覚えんでもええ事は覚えへんのんちゃう? 別に学校に行ってなくても友達作って楽しく過ごせるし、食べたい物も食べられるし、行きたい所も行けるし、なんでもできるやん!!学校がすべてじゃないねんから、自由に楽しく生きたらええねん。」と投稿しているようだ。
彼が今後どうなろうと、それは彼や彼の家族が決めた事なのでどうでもよいし、否定する気もない。
しかし、13歳でどれほどの事を成し遂げたのかは知らないが、上記のような発言はあまりにも無責任だと思わざるを得ない。
もし彼の発言に感化され、学校に行く事をやめ、結果として悲劇的な将来を迎える人がいたら彼はどのように責任をとるのだろうか?
恐らくは、その悲劇的な将来を迎えた人が決めた人生だから、自分には何の責任も無いと言うのではないだろうか。
私もそんな場合、全てがゆたぼんの責任だとは思わないが、経験値が少なく、さらには不登校側からの一方的な発言としてはいかがなものかと思うのである。
大人やある程度経験値を持った人なら、自分で考え判断する事もできると思うのだが、ゆたぼんの書き込みはそうではない人に向けてのものであるため、少なからず不安を感じている。
ぜひとも好き勝手に自由を謳歌するのは自分だけにしてもらいたいものである。