5日午前7時45分ごろ、茨城県桜川市の県道で、男性(72歳)が運転する軽乗用車が対向車線にはみ出し、岩瀬日大高校のスクールバスに衝突する事故があった。
男性は頭部外傷で死亡し、バスに乗っていた同校の生徒17人のうち女子生徒3人が軽傷を負い、バスの男性運転手(39歳)も右肘の擦過傷を負ったという。
県警によると、現場は片側1車線の直線で、スクールバスは衝突後、側道に入って停車したらしい。(上記画像)
軽傷の乗客は17歳の女子生徒と16歳の女子生徒2人で、17歳は顔面打撲、16歳の2人は背中や右肩に痛みがあったという。
同署はバスのドライブレコーダーを確認するなどして詳しい状況を調べているようだ。
バスの運転手によると、当時の状況は「軽乗用車がセンターラインをはみ出してきた。減速して様子を見ようとしたが、そのままバスの目の前まで来た。左側によけたが、当たってしまった。」と説明しているらしい。
軽乗用車は減速しなかったとの事のようだ。
ドライブレコーダーを確認する事により、全体像ははっきりしてくると思うが、バスの運転手の証言が正しければ、減速せずにバスに向かってきたという事は、もしかすると男性の意識が失われていたか、もしくは卒倒してまともな判断が出来ない状況に陥っていた事も考えられる。
私達誰もが、運転をする際にもしも上記のようなドライバーが突っ込んで来たら、これは誰にでも起こりえる事故と言わざるを得ない。
すでに軽乗用車の男性が亡くなっている為、100%の原因究明は不可能かもしれないが、可能な限り事故の原因を明確にしてもらいたいものである。
