旅行中にコロナに感染して、帰国できない人が相次いでいるそうです。
ハワイ人気ナンバー1スポットのワイキキビーチにも、日本人観光客が戻って来ているそうです。
新型コロナの影響で、一時ほぼいなくなっていた日本人観光客ですが、入国規制の緩和で現在、一日1500人ほどにまで増加しているとのこと。
楽しいはずの海外旅行ですが、しかし、日本に帰る時に必要なPCR検査で陽性になり、足止めされる人が増えているそうです。
先月ハワイ旅行したご夫妻は、先月16日から2年越しのハネムーンとして、6泊8日の予定でハワイ旅行を楽しんでいたそうです。
しかし、ハワイをたつ前の日、帰国のために必要な陰性証明書を得るためのPCR検査で事態は急変したそうです。
夫は陰性だったにもかかわらず、妻が陽性に…。
当然、妻の陰性証明書はもらえず、帰国できなくなったそうです。
ハワイでは、陽性判明を0日目として、5日間の隔離が必要なため、ホテルに延泊をお願いしたところ、追加費用が1500ドル、なんと20万円ほどもかかったそうです。
このため、妻だけハワイに残り、夫は帰国することにしたそうです。
ハネムーンのハワイで一人、ホテルでの隔離生活を始めた妻。
食事は、夫が帰国する前にスーパーで買った食品や、出前アプリを使ったそうです。
しかし、注文した丸亀製麺のうどんは一杯18ドルなので、およそ2430円だし、リンガーハットの親子丼は味噌汁が付いて19ドル、およそ2565円と目が飛び出るような値段だったそうです。
5日間の隔離が終わって、再びPCR検査を受けましたが、結果はまたしても陽性に…。
新型コロナに感染し、追加でかかった費用は日本円で総額およそ34万円に及んだそうです。
クレジットカードに付帯されている海外旅行保険で、どこまで補償されるか、今審査を受けているそうです。
PCR検査で陽性になることで続出している帰国困難者。
かつての旅行と違い、現状での海外旅行にはリスクが伴います。
ただ単に楽しいからというだけで旅行を決めるのではなく、どれだけ予防をしていても100%ではない事を肝に銘じておく必要があります。
絶対に自分だけは大丈夫という過信は禁物です。
それでも旅行は楽しいですから、行かれる方は、出来得る感染予防対策をし、そのうえでリスクマネジメントをとっておく必要があるかもしれませんね。