飲酒運転で事故を起こし、事故後に同乗者に買ってこさせた酒を飲み、ごまかそうとしたとして、兵庫県警神戸北署は、神戸市北区の不動産業の37歳の男を道路交通法違反（酒気帯び運転）と証拠隠滅教唆の両容疑で逮捕、送検したと発表したそうだ。
発表では、男は4月28日未明、北区内で酒気を帯びて乗用車を運転し、タクシーに接触する事故を起こしたが、同乗者に缶チューハイを買ってこさせて駆けつけた警察署員の前で飲み、同乗者に飲酒運転の証拠を隠滅させた疑いだという。
「酒を飲んだのは事故の後だ。酒気帯び運転ではない。」と容疑を否認しているらしいのだが、検査した男の呼気には、チューハイを数口飲んだだけでは検出されない濃度のアルコール分が含まれていたらしく、同署は事故前に飲酒したと判断したようだ。
同署は、同乗者の30歳代の男も道交法違反（酒気帯び運転同乗）と証拠隠滅の両容疑で逮捕、送検しているそうだ。
行動は悪質で、しかも幼稚である。
どうして、いつになっても飲酒運転はなくならないのだろう？