どっちが官房長官なんだか…? | ひでっちのブログ

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韓国の国営企業が島根県・竹島周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)内で海洋調査を実施した疑いがあることが分かった事を松野官房長官が17日の記者会見で明らかにした。

韓国側に外交ルートを通じて船舶の航行に関し説明を求め、EEZ内の調査なら認められない意向を伝達したとも強調したそうだ。

外務省によると、竹島の南約85キロに位置する日本のEEZ内で、今月9~10日、韓国国営企業から委託を受けたノルウェー船籍の調査船がワイヤのようなものを海中に延ばして航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認しているという。

同じタイミングで、自民党の佐藤外交部会長は17日午前の党会合で、「岸田文雄首相の顔におもいっきり泥を塗られたといっても過言ではない事案だ。」と批判したそうだ。

佐藤氏によれば、外務省は会合で、韓国国営企業が委託したノルウェー船舶が9~12日の4日間、竹島南方の日本のEEZ内で航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認したと説明し、ただ、海洋調査と断定できなかったため、外務省は抗議ではなく関心表明にとどめたということだった。

また、外務省が韓国政府に対して、日本のEEZ内での航行について問い合わせたところ「確認できていない。」との回答があったことも明らかにしたという。

佐藤氏は、林芳正外相が尹錫悦大統領の就任式出席のため訪韓中に発生したことや、外務省が事案自体を公表しなかったことを問題視し、「二度とこういうことがないように。あった場合は毅然と対応することを求めていきたい。」と述べたそうだ。

まさに日本国の与党として真っ当な意見と対応である。

先に記した方との対応を比較しても、どちらが官房長官なのか疑問を感じてしまうような違いである。