新型コロナウイルスの感染が広がっている北朝鮮は、新たに一日で約27万人が発熱したと明らかにしたようです。
医薬品の安定供給のため、16日からは軍も投入されたそうです。
北朝鮮メディアでは、16日午後6時までの一日で新たに約27万人の発熱者が確認され、累計で148万人あまりが発熱したと伝えているらしく、死者も6人増え、累計で56人になったそうです。
また、17日付の『労働新聞』では、金正恩総書記の命令で、平壌での医薬品の供給を安定化させるため、16日、朝鮮人民軍が投入されたと伝えられたそうです。
集会では軍の幹部らが「医薬品の供給は、単に病気の治療のためではなく、最高司令官の熱烈な思いを人民に伝える愛国事業だ。」と決意を述べたとのことです。
国営テレビは16日に続き17日も通常より早い午前9時から放送を開始し、「メディアを活用し、オミクロン株に対する教育を大々的に行う。」としていて、市民に対策を呼びかけ、警戒をさらに強めているそうです。
これを他山の石と思うのは違うかもしれません。
日本は北朝鮮との国交はありませんが、第三国を通じて繋がっている事は否定できません。
つまり、もしも北朝鮮で新型コロナウイルスの新株が発生すれば、第三国を経由してではありますが、隣国の日本に入ってくる事は想像に難くないのです。
まともな情報を配信している国家とは思えませんが、充分に警戒する必要はあるかもしれません。