タイトルは仰々しいですが、今回はロシアの侵略戦争や新型コロナの話題ではありません。
電気自動車について私見を書かせて頂きたいと思っています。
電気自動車と聞いて皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
『静か』、『CO2排出量が0』、『加速が良い』など色々とあると思います。
購入する際には補助金があったりもしますし、先進的なイメージもあるかもしれません。
しかし、それでも電気自動車が爆発的に売れないのはなぜなのでしょう。
先日、車関係の仕事をしている友人とその話になったのですが、正直なところ私の電気自動車に対してのイメージも悪くなるばかりでした。
理由は下記の点でした。(すべて受け売りの為、語尾はらしいに統一しました)
①誰もが知っているであろう、フル充電に8時間(急速充電器でも1時間)かかるらしい
②暖かい時期と寒い時期では走行可能距離が大幅に変わるらしい
③走り方によっても走行距離が違ってくるらしい
④出かけた際には充電器の場所を考慮しておく必要があるらしい
とりあえずは上記4点を記載しましたが、一番盛り上がったのは④についてでした。
電気自動車は高速道路走行にあまり向いていないらしく、バッテリーの減りも早くなるそうです。
しかしながら、高速道路のSAやPAにはまだまだ急速充電器の設置は少数で、しかも時間制限まで設けられているそうです。
つまり、必要に迫られればSAやPAに1時間弱は停車する事が求められ、距離によってはそれが何度も必要になるとの事で、当然GWやお盆、年末年始などは充電する為に並ぶ必要だってあるかもしれません。
さらに付け加えれば、全ての高速道路のSAやPAに充電器が設置されているわけではないとも言っていました。
一般道ならば、日産のお店やショッピングモールなどには設置されている事が多く、最悪はそこを探せばよいのかもしれませんけど…。
結果、私たち3人の共通的な結論としては、急速(できれば10分以内)にフル充電可能な充電器が現状のガソリンスタンドやその他の多くの場所に設置される事やバッテリーそのものの充電時間が早くなり、さらにはフル充電での航続距離が飛躍的に長くなる事などが解決されなければ、恐らく死ぬまで現状のガソリン使用車に乗る事になるだろうというものでした。
また最後の最後に、現状では電気自動車が爆発的に増えた場合、本当に電力事情は大丈夫なんだろうかという話もでましたが、これについては時間切れになってしまいました。(笑)
いずれにしても、まだまだ電気自動車には少なくない問題がありそうだという事がわかりました。
最後に1点だけ、現状の日本では発電の多くを火力に頼っていますが、当然その過程ではCO2が排出されている事も忘れてはいけない事です。