まずは問題の無い部分から、74歳以下の方は現状と同様の高齢者講習を受講する事で更新が可能なようだ。
しかしながら、問題は75歳以上の方である。
まずは更新時までに違反をしているかどうかが問題になるのだ。
違反をしていなければ、認知機能検査から始めることができるのだが、もしも更新講習までに違反をしていると、なんと運転技能検査を課されるのである。
つまりはこのような流れである。
【75歳以上で違反のある方】
①運転技能検査→(合格)→②認知機能検査→(問題なし)→③高齢者講習
もちろん①で不合格なら免許を取れないし、②で問題があると医師の診断が必要になり、さらに診断に問題があれば免許を取れない。
【75歳以上で違反のない方】
基本的には上記の①がなくなりますが、その他は上記同様になるようです。
認知機能検査は必要な事なので致し方ないと思いますが、問題は運転技能検査です。
どの程度厳しい内容なのかが不明な為、それを受講しなくても良いようにするためには、とにかく違反をしない事が重要になります。
どれだけ運転技術に自信があっても、運転技能検査は基本的な運転技術を求められるはずで、我流のクセなどもマイナス要因となる恐れがあります。
場合によっては、10月以降は高齢者の免許更新率が激減する恐れもあるかもしれません。