1店舗(特定の女性)を守るために全体が沈下してしまうかも… | ひでっちのブログ

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カバン屋のオヤジです。仕事関係もですが、旅行や食事など、個人的な趣味趣向を中心に感じた事をとりとめもなく書いていきます。

九州最大の歓楽街、福岡県の中洲で、新型コロナウイルス感染者の調査が難航しているという。

6月にキャバクラ店の客や従業員計9人が感染し、福岡市はクラスターの恐れがあると警戒を強めているが、感染者が店名を明かさず濃厚接触者を特定できていないそうだ。

中洲関係者らは「戻りかけた客足が再び遠のいている。」と頭を抱えているらしい。

市の調査によると、10日以降に感染が確認された9人のうち、いずれも30代の男性6人は「4日に中洲のキャバクラ店に行った。」と説明しており、うち4人は東京都内からの客で、別の男女3人は、中洲のキャバクラ店の従業員だったという。

ただ、9人のうち男性従業員1人を除く8人が調査に対し「店名を話すメリットを感じない。」とか、「理由も含め、言えない。」などと述べ店名を明かしていないそうだ。

市幹部は「協力するよう説得しているが、かたくなに拒否されている。」と困惑しているという。

9人が同じ店に出入りした可能性も含め、店の確認と濃厚接触者の特定を急ぐが、把握できていないらしい。

中洲の無料案内所で働く男性(37)は、今月から接客を伴う店への休業要請が解除され、週末の客足が少しずつ戻ったように感じていた。

「感染者は『もらい事故』のように感じているかもしれない。影響の大きさを考えたら、店名を明かしたくないのもわからないではない。」と理解を示しているが、その一方で、中洲での感染確認後は再び客が激減しているらしい。

午後8時から翌午前4時ごろまで案内所の前に立つが、最近は1日あたりの客が数人程度ということが多くなっているそうだ。

店舗名を話したくない気持ちは理解できなくはないが、その一店舗を守ろうとして中洲全体が地盤沈下をおこしてしまってはどうしようもない。

それならば、感染源を明確にし、しっかりと対策をうったうえで再開した方が、客側の安心度合いは段違いではないだろうか。

「店名を話すメリットを感じない。」とか自分勝手な言い分としか思えないが、そんなことを考える頭もないのだろうか?