スマホ業界では近年、『デュアルカメラ』や『トリプルカメラ』など、複数のレンズを搭載する多眼化が進行中だが、搭載されるレンズの個数は年を追うごとに増えてきている。
そんな中、サムスンが業界のスタンダードを大幅に上回る『6眼スマホ』の発売を視野に入れていることが明らかになったらしい。
サムスンの多眼化にかける情熱は、先日開示された特許資料で示されたそうだ。
今回の特許資料では、より優れた画質を実現するためにレンズの傾きを内側、もしくは外側に微調整する技術についても記載されているとの事。
このニュースを報じたLets Go DigitalのIlse Jurrienは、次のように述べているそうだ。
「一連のカメラに加えLEDフラッシュも搭載されている。ノーマルモードでは、個別のイメージセンサーが特定の方向に向けられ、アルゴリズムでイメージを最適化する。可動式のセンサーを用いることで、向きを変えて最大の焦点距離を実現する。例えば、4つの広角レンズに可動式センサーを用いると、ボカシ効果を加えたパノラマ画像の撮影が可能になる。これは、他のサムスンの端末には見られない機能だ。」
特許資料が存在するからといって、このテクノロジーが実際のプロダクトに利用されるとは限らないが、少なくとも企業が目指す方向がそこに示されているものと考えられそうだ。
私は、今でも大嫌いになったサムスンのGalaxyを使っている。
しかし、次に買い替える時は、たとえトータル性能が落ちようがiPhoneかXperiaにする事を決めているのだ。
数年前ならサムスンは嫌いでも、Galaxyの性能は捨てきれないと考えていたので、その時にこんなニュースが流れればウキウキしただろうが、今ではどうでもよい話題である。
ただし、性能面でサムスンがアンドロイドスマホのトップグループを走っている事は疑いようのない事実であり、それについてはSONYにXperiaで追撃してもらいたいものだ。
もしもそれが難しいのなら、やはり次の愛機にはiPhoneを選ぶしかないだろう。
