福井沖縄北方相は、中標津町で開かれたシンポジウムで「千島列島で始まり、千島列島で終わった太平洋戦争。」と語り、北方領土は千島列島に含まれないとする政府見解と異なる発言をしたそうだ。
シンポジウム後に記者会見で報道陣に指摘された福井氏は、誤りを認めたという。
福井氏は今年2月の就任会見時にも、北方領土の色丹島を『しゃこたんとう』と言い間違え、翌月にも、北方領土視察で根室市に入った時にも再び『しゃこたんとう』と言い間違えをしているらしい。
もちろん言い間違えのような事は、誰にでもあり得る事で、それ自体を責めるのは揚げ足取りになるかもしれない。
しかし、自分が今何を担当する大臣なのか、その責任の重さを感じていればこのような単純な間違えをするとは思えないのだ。
沖縄にも北方領土にも事実上の領土問題が存在する中、こんな大臣に任せることが日本の国益になるのだろうか?
