米朝首脳会談が、昨日シンガポールで行われ、両首脳ともに満足そうに母国に帰っていった。
しかし、各国メディアからは北朝鮮側の圧勝との見方が多いようだ。
内容は今朝の新聞にも、そしてネットニュースにも出ているので割愛するが、日本人として聞き捨てならないのは、北朝鮮が核放棄をする過程の資金援助を日本と韓国に押し付けてきた事である。
もちろん、北朝鮮が本当に世界が認めるやり方で核の全面放棄を行っていく際に、少なからず支援する事は必要な事だとは思う。
しかしながら、この事について本当に安倍首相とトランプ大統領の間で打ち合わせができていたのかが不明である点が、大問題なのである。
よく日本はアメリカの51番目の州であると言われるが、もしも今回の件が事前に日米間で打ち合わせがされていなかったとしたら、日本は本当にそんな立場なんだという事になる。
少なくとも、日本から支援を取り付けたいなら、最低でも拉致問題を全面的に解決してからにしてもらいたいものである。