宝がまた1台消えた… | ひでっちのブログ

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カバン屋のオヤジです。仕事関係もですが、旅行や食事など、個人的な趣味趣向を中心に感じた事をとりとめもなく書いていきます。

2014年に、富山県の国道156号線で走行中の希少なスポーツカーである『トヨタ2000GT』が、倒木の直撃を受けて大破し、ケガをしたのは、県が管理を怠ったためとして、車の所有者と運転手の男性2人が県を相手取り、車代や治療費など約3900万円の損害賠償を求めた訴訟は和解する見通しになったそうだ。

県が約1787万円を支払う和解案が議会で可決されれば、富山地裁で和解が成立する見込みだという。

しかし、内容については双方の見解に乖離がありそうだ。

原告側は「請求額の半分が認められ、県の道路管理態勢に問題があったことを、地裁が認めたと受け止める。」としているが、県道路課は「適切に道路を管理しており、責任を認めたわけではない。不幸にして起きた事故であり、地裁の和解案に従った。」としているのだ。

それは当事者同士の問題なので、納得いくまでやってもらえば良いのだが、宝といっても過言でないような車が1台消えてしまったという事実だけは悲しむべき事なのではないだろうか。