人の振り見て我が振り直せ | ひでっちのブログ

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カバン屋のオヤジです。仕事関係もですが、旅行や食事など、個人的な趣味趣向を中心に感じた事をとりとめもなく書いていきます。

まだ開催中ではあるが、今回の平昌冬季五輪の設営には多くの問題点が浮き彫りになってきている。

開会式が終わった後、観客をスムーズに誘導できず、最終電車に乗せる事ができず、右往左往した挙句に臨時列車を走らせたり、ワールドカップなら中止になるような不安定な風の中でジャンプ競技を開催したり、強風の為に多くの設備が危険にさらされる羽目になったり、とにかく問題が多く発生している。

そして2年後、今度は東京で夏季五輪が開催されるが、40度近い気温と高湿度の中でマラソンを開催したり、大した波のない中でサーフィンを開催したり、逆に内海にはなるが波の影響が出る中でカヌー競技が行われたりと、まだまだ多くの問題が容易に想像できる。

単純に冬季五輪と夏季五輪を比較する事はできないが、今回の平昌冬季五輪での良い点と悪い点を学習し、特に改善すべき点については『人の振り見て我が振り直せ』ということわざを生かしていかなければならないだろう。

2018平昌冬季五輪→2020東京夏季五輪→2022北京冬季五輪と4年間の間に、東アジアで3度のオリンピックが開催される。

参加する選手の皆さんや、五輪にご来場下さるお客様、そしてテレビで五輪をご覧になる世界中の多くの方々に、東アジアの設営とホスピタリティを体感して頂けるよう、残り2年間、関係者には全力で準備にあたって頂きたいものだ。