弾道ミサイルの飛来を想定した住民避難訓練が東京で行われたそうである。
北朝鮮による相次ぐミサイル発射を受け、秋田や新潟、富山などで同様の訓練が実施されたが、都内では初めてであった。
近隣住民や周辺企業の会社員などが参加し、緊急時の対応を確認した。
働いている方や居住されている方にとっては、必要な事であったのだと思う。
しかし、都営地下鉄春日駅や東京メトロ後楽園駅周辺と、東京ドームシティアトラクションズでの実施はいかがなものかと感じた。
地下鉄の駅や遊園地などは、不特定多数の方が集まる場所である。
もちろん避難訓練はやらないよりは、やった方がずっとましではあるが、それは駅員と遊園地のキャスト向けという事になるのではないのか?
お客様はどちらの場所にしてもパニックを起こすのは間違いないはずで、それをどのように誘導するかが試されるのではないのか?
幸いな事に、私は火災にも遭遇した事が無いし、避難訓練はしてもそれを現実に実行した事はない。
しかし、現実にそんな場面に遭遇したらパニックを起こさない自信はない…。