飯舘村訪問日記1545 2019/02/20 | aihamalteseのブログ

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愛犬の名は「あい(♀)」、犬種はマルチーズ、2010/4/18生

 2月20日水曜日 くもり 今日は東北地方も春の到来を思わせるような暖かい一日だった。毎年春遅くまで雪の残る山木屋の餌場もすっかり雪が消えてしまった

 

 

 

 今週は月曜・火曜の二日間、静岡の「愛ちゃん&しんちゃん」ペアが給餌とTNRの捕獲でほとんどの餌場を回っていた。未手術の猫が複数の餌場で見受けられるようになっていて、その中には三毛猫もいるという飯舘村の猫事情、被災猫とは思われないが、かと言って対象外と放置もできなくて、あらためて1月からTNRにも力を割いているお二人、今回の行動では1匹の未手術猫を捕獲、病院に搬送してあった。

 

 私の役目は今回もリターン、本来の保護に繋ぎたいのだが「預かり様」は八方ふさがり状況では止むを得ず・・・朝イチでいつもお世話になっている動物病院へ直行、術後の猫を受け取りに。

 

 監視カメラでいつも見ていた茶シロのしっぽ曲がりさんだった。喧嘩をしたのだろう左のほほがえぐられていて出血、縫合してもらっていた。保護なんだが・・・ほご・・・ホゴ・・・

 

 

 捕獲された餌場に到着後に温かいご飯を搬送ケージに入れ、食べ終わったころ合いを見てリリース、ケージからは勢いよく飛び出したが、その後は帰る方向を確認するように落ち着いて帰っていった

 

 

 人なれしているようだった。この辺りは避難解除後の帰還者が比較的多い地区なので、もしかしたら飼い猫かも、そうでなくても人から餌をもらった経験があるような・・・と思われる猫だった。救えなかった・・・

 

 

 

 

 現在給餌BOXの状況は、季節がら比較的落ち着いているので、週に2回の訪問があれば一部を除きドライフードが空っぽになることはない。月曜・火曜の「愛ちゃん&しんちゃん」ペアと今日のJupiter&猫撮るさんの行動を思えば、餌場訪問の必要性はないのだが、リターンのついでにカメラデータの回収もあったので数件だけを回ってきた。どこもドライは問題なかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 原発事故の避難指示が解除されて2年

 帰れない住民と帰還住民の高齢化

 

 解除の裏では国と東電が補償・賠償を放棄

 裁判で訴える被災住民に支援を

 

 (今朝のNHK福島TVより)