訪問回数は下げ止まることなく、6月は500回にも到達しませんでした。昨年の水準からは半減しています。ボランティア事情の反映でしょうか。
ボランティアの訪問先は、ますます絞られる傾向が強くなっています。飼い主がはっきりしている犬猫宅とか、帰村されているお宅への訪問は、特別なことがない限り頻度を下げたり、訪問リストから省いたりしてます。また保護などで餌場の変化もあって、訪問対象も大幅に縮小しています。そのことも訪問回数の減少に現れているのでしょう。
6月の飼い主の居ない猫の保護は2匹に止まりました。保護を待っている猫は、残り30~40匹までになったと推計していますが、受け入れ先が一番のネックとなって停滞しています。
現在は約6%の帰村人口ですが、時の経過とともに帰村が進み、新たに犬猫を飼うお宅が増えるのは確実ですから、可能な限り早い段階での保護を進めたいところです。そうなれば原発事故で残された猫へのボランティア活動は、終息を迎えられると思えるのですが・・・
村への帰還が出来ないため、新たな地に居を構えた飯舘村住民だった方から、新居に居付いた成猫3匹・仔猫3匹の保護依頼がありました。結果は、仔猫は保護、成猫はTNRとなりました。6年間の村人との繋がりの実績があるので、今後もこのケースと同じような依頼があるでしょう。今回は関わりましたが今後は???
犬の事情も徐々に変化しています。6月も老犬の死、放し散歩の行方不明が起きてます。一方では帰村されて預けられていたシェルターからの退所であったり、ありふれた姿が新鮮に見える飼い主との散歩姿があったりと・・・。
遺棄されたと思われる犬が3匹も見つかりました。何れも首輪をしていました。「福光の家」で一時預かりされています。人が還ってきたことを見越した遺棄と思われ、今後増えなければ良いのですが。
給餌ボランティアの活動記録(敬称略)
1日
2日
3日
4日 清川しっぽ村(~5日)
5日
6日
7日
8日
9日
10日
11日 まだお
12日 清川しっぽ村(~13日)
13日 愛ちゃん&しんちゃん(~14日)
14日
15日
16日
17日
18日
19日 清川しっぽ村(~20日)
20日
21日
22日
23日
24日 Natsumint隊(~25日)
25日 ナナぱぱチーム
26日 清川しっぽ村(~27日)
27日
28日 Jupiter
29日
30日
注)
上記以外にも「福光の家」Kさんたちの毎日の給餌活動がありますが、訪問回収には反映されていません。