2月の猫保護数は8匹でした。餌場やねぐらを奪ってしまう家屋解体、その前に保護しようと昨年10月から意識的に取り組まれている捕獲・保護活動、この5か月間で約80匹捕獲・保護出来ました。避難指示解除を目前にして、少しずつですが餌場の閉鎖が出来つつあります。しかし、預かっていただける人の不足、捕獲対象猫の減少、ボランティアの減少もあって保護数はじり貧状況です。
今月の給餌活動
今月も最近の流れが続いています。下げ止まりであれば良いのですが、厳しい状況の打開は難しいでしょうか。
飯舘村の除染作業は終了、行き交う作業車や作業人の姿を見ることがなくなりました。フレコンバッグの山は残されたままですが、1か月後には避難解除を迎えます。
昨年7月から長期宿泊が認められているので、解除されたと変わらないのですが、現在170世帯・約400人が帰村されていると報じられています。原発事故前の人口の約6%に相当します。近隣市町村の避難解除後の帰還率を考えると、飯舘村も避難解除されてもすぐには帰還者が増えることにはならないでしょう。
(これからの日程:図は福島民友より)
帰還がすすめばボランティア活動も整理されるかもしれません。飼い主さんの帰還に因って、また保護活動のさらなる進展に因って給餌ボランティアが不必要になってくる餌場も増えてくるでしょう。現にそのような流れも出てきています。帰還されている方の中には、新たに犬猫を飼い始めているお宅もあります。
意識的に餌場の「整理」をすすめて、給餌ボランティアの縮小に向かうのが今後の方向になるのでしょうか?ボランティアの自然減衰に因り消滅に向かうのでしょうか?生き物たちの寿命ということもあり、対象が自然に無くなることもあるでしょう。
給餌ボランティアの活動記録(敬称略)
1日
2日
3日
4日 Natsumint隊(~5日)
5日
6日 けーちゃん組(~7日) 清川しっぽ村(~7日)
7日
8日
9日
10日
11日 Natsumint隊・茨城班
12日 まだお
13日 清川しっぽ村(~14日)
14日
15日
16日
17日 MEGUMI(~18日)
18日 Tominaga
19日 ナナぱぱチーム
20日 清川しっぽ村(~21日)
21日
22日
23日
24日
25日 Natsumint隊(~26日)
26日
27日 清川しっぽ村(~28日)
28日
注)
上記以外にも「福光の家」のK夫妻による毎日の給餌活動がありますが、訪問回数には反映されていません。