飯舘村訪問日記927 2016/02/10 | aihamalteseのブログ

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愛犬の名は「あい(♀)」、犬種はマルチーズ、2010/4/18生


 昨日回収した監視カメラデータを調べると、意外にも真冬だと云うのにアライグマが映っていた。冬眠しないクマがいるように、冬ごもりしないアライグマもいるようだ。冬はアライグマは活動しないと勝手に決めて(現に荒らされることが少ない)BOX補給のインターバルを緩めていたが、チョットだけ気に留めておくことにしよう。



 中3日から中4日以上の訪問に変更している蕨平のBOX、今日は中4日の訪問だった。5か所のうち「セリの家」だけが完全な底だったが、4か所は半減程度の推移、1週間ごとの訪問でも大丈夫そうだが、遠い場所だけに1か所だけ訪問するのは時間がもったいない。ついつい全部回ることになるが早く行って悪いわけではないので、他の地区への訪問に影響しない程度に早めの訪問にしよう。

 放射能汚染廃棄物の焼却施設が出来た蕨平、ほとんどの住民は、来春予定されている避難解除になっても帰村されることはないと聞く。

 地区内には、昨年調べた5か所のBOXの監視カメラから10匹前後の猫が生き残っていると推測される。最近の訪問時には2~3匹に出会う。今日は「チビの家」でクロ猫の「こごみ」、「栗の碑」でキジシロの2匹に出会った





 ほとんどの猫は居付き猫、保護することが出来なければ避難解除後も人が住むわけでもないので、誰かが給餌に廻ることになる。誰が?ボランティアが。何時まで?猫が死に絶えるまで。

 終わりが見えない、終わりのない原発事故の被害・・・




 小宮3か所のBOX訪問(中4日)

 「牛舎」のBOXは半減状態だった。姿なし。

 野手上山麓の「ファーム」、そのお隣の「ワンニャン」宅(2匹の犬はもういないが)ともにBOXは半分以上残っていた。姿を見せた猫たちに温かいウエットを給餌






 

 深谷農高前のワンニャンの餌場

 「コロ」の餌場、何者だろうか?木製のエサ台が壊されていた。猫の餌場でもあらぬ方向にエサ入れが飛ばされていた








 伊丹沢「母子猫東・西」宅の訪問

 BOXの補給に行く。中2日、十分に残っていたが、何者かに侵入されている。「茶トラ」「尻尾曲がり」のいつもの顔があった





 
 今日の「山木屋交差点」、「比曽坂」、「老サビ」宅

(「山木屋」:ふたりはいつも通り、ハチワレは目が合っても逃げなくなった、少しだけ近くなったか)











(「比曽坂」:鳴きまねに応えて餌場に走ってきたチョコ)



(「老サビ」:今日もカロリーエース2缶。ズビズビはもう大丈夫)







 風が強く寒い一日だった