飯舘村は「そこまで積もっていない」との見守り隊庄司さんからの情報、痛む肩・腰をおして二人で飯舘村に向かった。
村での移動に雪が障害になることは無かった。もちろん四駆・スタッドレスの装備での話しだ。場所によっては１０ｃｍ以上と思われる積雪があった。
一日中０℃を上回ることのなかった飯舘村、厳寒と降雪の世界、猫たちにとって厳しい季節、生きていくのはどれほど困難なことだろう・・・。
「餌場」に続く雪の上には、ご飯を食べに来たであろう足跡が無数に残っていた。足跡の先にご飯は有ったのだろうか・・・。
空にさせないよう頑張らねばと思う時だ。
訪問した多くのお宅で、雪の中を駆け寄ってくる猫の姿が・・・。
待っている猫たちに応えなければと、温かくて水分たっぷりのご飯を食べてもらう。
「シロ」は、お父さんとの散歩を終えて、元気に雪の中にいた。前庭障害が出てからもうすぐ１か月、体調は戻ってきているようだ。お父さんが帰る時は、倉庫の中へ移っている。イノシシが多いのでそこが安全だ。
今日も新しいニャンコに出会った。「葉タバコ組合」のハウスのなかに三毛猫が寛いでいた。どこから来たのだろう？
ここにいればご飯の心配はいらないからとつぶやく。
郡山は、今夜も雪が降り続いている。
明日も「雪かき」から一日が始まるのだろう