そとニャンコたち | aihamalteseのブログ

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愛犬の名は「あい(♀)」、犬種はマルチーズ、2010/4/18生

  昨年の8月末にこの地に引越ししてきたが、その頃から野良猫がウロウロしていた。ニャンコが多い印象だ。家の周りを6匹ほどが徘徊しているのを見ていた。

 その中でも頻繁に見かけるニャンコが4匹いた。後に「ロゼ」「吟」「リキ」「麦」と名付けたニャンコたちだ。飯舘村での給餌を終えて帰宅した時などに出会うこともあり、時に給餌活動で残ったご飯をあげることもあった。そのうちに私の帰りを待つようになってきた。


「ロゼ」


「吟(ぎん)」


「リキ(右)」


「麦」


 12月末に飯舘村の保護ニャンコ(イヴ)を飼うことになってからは、そとニャンコにも責任を持った扱いをと思い、避妊・去勢手術をしてそと猫として飼うことにした。

 捕獲出来た「ロゼ」「吟」「リキ」の3匹をTNRした。おっとりした「リキ」は♂だったが、「ロゼ」「吟」は♀で11匹の胎児がいた。「麦」も捕獲するつもりだったが、姿を見せなくなってそれは叶わなかった。そしてそと猫として朝晩の食事と軒下に寝床を用意した。その後「リキ」は喧嘩に負けて耳を負傷、やむなく保護して、今はシェルターで世話していただいている。


 あれから二か月、「ロゼ」と「吟」は今ではうち猫の「イヴ」以上に「あい」にまとわりついている。私にものどを「ゴロゴロ」鳴らして撫ぜさせる。そして朝夕の食事時には玄関ドアー越しに待っている。昼は庭や駐車スペースで遊んだり毛づくろいをして過ごしている。時には狩りに出て「スズメ」を取ってきたりしてこれ見よがしに持ってくる。「ロゼ」は狩りの名人でもう何匹のスズメを殺めただろうか、今は食用ではなく遊び道具として取ってくる感じだ。死んだスズメを上手に上に放り投げ遊んでいる。


 人に捨てられ、地域で嫌われながら必死に生きている野良猫たち。「ロゼ」も「吟」もまだ若そうだから私も長生きに努めないといけないなあ・・・。難しい課題だ。