飯舘村訪問日記２２ 2012/10/10

　　今日の小宮の老ワンコ
犬舎から出ていた。私の行動をジーッと見ていた。この老犬も「さや」が好きなのは今までの付き合いで知っていたので誘ってみた。案の定ゆっくりと近づいてきた。近くに置いたのを食べていたが、その内に手から食べるようになった。

今日はチームぼんぼんさんが、犬舎に毛布をプレゼントしたのだった。そのことが老犬に影響しないか気になっていた。一旦は帰って行ったふりをして、車を離れたところに移動した。しばらく時間を過ごしてから歩いて様子を見に行った、もちろん忍び足で。ちゃんと犬舎の中で寛いでいた。安心して水を換え餌を補充したのでした。
腰の辺りの皮膚病と目やにが気になっていたが、これもぼんぼんさんが飼い主さんと連絡を付けてくれて病院に行く手配を済ませてくれた。
いつもながら鮮やかな手並で感謝。これからも日参して冬を越せるようお手伝いしよう。

今日もスタートは比曽からだった。

＊いつも置き餌をしていた比曽坂を下ったスタンド付近のお宅。ボロボロになった白ニャンコが寄ってきた。久しぶりに会ったが、ずいぶんやせ細っていた。パウチをいっぱい食べていた。ドライフードを置き餌した。

＊春には一時預けている３匹のワンコを引き取るために準備されているお宅は、大型の犬舎が完成していた。

＊このお宅はほぼ毎日帰宅されているので大丈夫。鯉も元気に泳いでいた。

＊傷ニャンコのお宅は、昨日に続いてお父さんが帰宅していた。
家の周りの草刈りをされていた。玄関を開放して室内もずいぶんと清潔になっていた。ニャンコも以前のようなボロボロから心なしか溌剌してきた感じだ。しかし傷ニャンコは依然姿見せなかった。TNRには同意していただいた。

その後は久保曽で3軒寄って小宮に向かった。
＊このお方はいつもの様に歓迎してくれた。

＊近くのニャンコ宅は室内に1匹だけいた。どこからか出てきたので給餌した。ガツガツ食べた。ここも餌場は異常な減り方だ。たぬきか？

<小宮＞
＊２ワンズのお宅。いつもの様にドライフードにパウチを混ぜて提供。

＊ここも２ワンズのお宅。山深いところにあり雪があれば行けなくなるのでは？２匹ともフレンドリー。飼い主さんがよく来ている感じだ。

＊風兼ダム近くのお宅。今日はニャンコも現れた。

＊１ワンコ１ニャンコのお宅。餌場には何も残っていなかった。ワンコは飢えていた。ニャンコも鳴きながら寄ってきた。

飯樋に向かう予定で小宮を出ようとしていた時に、松塚のワンコの失踪のメールが入ってきた。急きょ予定を変更して向かうことにした。
もぬけの殻だった。帰って来た時のためにドライフード、水そして大好きなサヤを補給しておいた。

今日も帰り道にこの子に会った。この1週間に3回だ。誰かが割木に設置した「もうーす」型給餌BOX（中身は空だった）で餌を探している様子だった。パウチを与えBOXに一袋セットしておいた。

なかなか予定通りにいかないものです。飢えていることがわかっているのに行ってやれないもどかしさ。明日がんばって、と思う。