今回も飯舘村に入った二日間は天候に恵まれた。
行きの新幹線からは富士山も望めた。
来週の予定を繰り上げて飯舘に入ったのは、7月1日から保健所の「放し飼い犬の捕獲・殺処分」が実施されることを住民の皆さんに急いでお知らせする緊急性があったからだ。
飯舘では、獣や飢えた放浪犬から守るため、犬を放し飼いにしているお宅が少なからずある。
厳しい条件のもと1年以上も命をつないできた犬たちの無念死を防止すること、その一点でこの週末は数名のボランティアがこの行動に馳せ参じた。
事前にボラさんの地域分担をして、効率よく全村を廻りきる段取りもしていただいた。そのBONBONさんは、住民の皆さんにお知らせするチラシも作ってくださった。出発前日の28日に雨にも負けないラミネート加工を施したチラシ50枚を準備した（右の写真がそれ）
29日福島駅に昼過ぎ到着、レンタカーで114号線を駆ける。川俣の山木屋から国道を離れ比曽坂を越えて最初の訪問先に着く。
以下は訪問先の概要です。
1）お母さんが迎えてくれた。2匹のうち1匹は放し飼いだったが、今回は2匹とも繋がれていた。放し飼いの子が体調悪く、通院中で玄関のたたきで繋がれていた。息子さんと頻回に帰って来ている。チラシを渡し餌支援（留守の時は犬小屋の上に置く）
2）次の訪問先は、続けて2軒とも犬はいなくなっていた。1軒は避難していた。
3）いつも放し飼いのお宅。ボラさんが電話で係留
をお願いしていたが放し飼いのままだった。チラシを玄関に付けた。しばし相手をして給餌。繋ぐと危険そうな環境だから躊躇されているのかも？
4）2匹は繋いでいるが放浪犬がうろうろしている。猫3匹（耳カット1匹）いた。縁の下の餌場に給餌。チラシをタンクに貼った。
5）ここも放し飼いのお宅。チラシを目立つ場所につるして、ワンニャンに給餌。猫（今日は2匹）は飢えていた。
6）犬猫鶏のいるお宅。犬は2匹繋いでいる。チラシをつるし犬だけ給餌して次へ移動。
＜移動途中の道端で出会ったニャンコ。給餌して別れた（2カ所）＞
つづく