飯館村に入る 2012/05/23~25 その1 | aihamalteseのブログ

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愛犬の名は「あい(♀)」、犬種はマルチーズ、2010/4/18生

 今回も二泊三日の福島行動だった。

新幹線、レンタカー、現地調達もいつも通り。カインズさん再々お世話様です。


今回のトピックスが二つ

①富士山がくっきりと雄姿を見せてくれたこと。

 前日の暴風雨が幸いしたのか、この時期には珍しい澄んだ空気の中にその雄姿は在った。新幹線の唯一の楽しみが富士山なんだから。 

②雨に遭わなかったこと。

 三日間雨がなかった。雨男返上といきたいものだ。12号線からは、福島が誇る吾妻小富士や東吾妻山などの吾妻山系と、安達太良山などの山並みが望むことができた。見事な眺望だった。 


 神戸を出発する前日に緊急性のある個所への訪問依頼があった。

何はともあれ駅レンタカーを駆ってカインズに。 もろもろを仕入れて依頼されたお宅にまっしぐら。

餌場を作りたっぷりと補給。あとを土日のボランティアに託した。


 もう一か所、一人で頑張っているニャンコの所へ。

着くや否や車に寄って来て体をくっ付けてくる。餌BOXは猿?に一部壊されていたが、なんとか使えそう。缶詰を与え餌・水を補給。

飼い主さんが帰ってる形跡は全く見られない。この子はボランティアの保護無しにはもたないでしょう? シェルター探しが課題かも。


 今回の訪問目的は二つ。

①今までの行動で特にフォローが必要と思ったワンニャンを訪問する。

②全村くまなくワンニャンのレスキューを目指す前提となる消息確認をする。


 23日の午後から25日の昼まで飯館村を駆けずり回った。二泊目の飯坂温泉の宿で体重を測ったら二㌔減っていた。


 今回の行動の結果

①ワンニャンの飢え状態は比較的改善されていた。

 今月はいいタイミングでボランティアが入った反映だろう。安心はできない。

②今回は姿を見せなかった所が数か所あった。放浪していると思われる。

 逆に多くなっている所も数か所あった。猫はそういうものなのか?

③前回の放浪犬の身元がわかった。

④今回も放浪犬、猫を複数発見した。まだまだ彷徨い生きている。

⑤多くのワンニャンとの出会いがあった。

 ほとんどボランティアの入っていない地区の一軒一軒を総訪問した。

 飼い主さんのわかっているワンコ11匹、ニャンコ17匹と出会った。

 その多くは、飢えがひどかった。

⑥雇用創出事業として始められた「見守り隊」が、村の警備とともにワンニャンの保護にも力を発揮。今回の行動にたいそう協力いただいた。


 目的は超過達成と言っていいだろう。今後もしっかりフォローしていこう。

しかし、それを成果と言えないのがこの行動の難しいところだ。今回はいつもに増して視界が潤むことが多かった。

主のいない犬小屋のなんと多かったことだろう。そのたびに自責の念と涙をバネにして次に進むのだった。