5月3日はなんの日?
65回目の憲法記念日ですよね。
日本はこの間、直接的には戦争をしていません。
こんなに長期にわたって戦争が無い時代は、明治以来初めてのことではないでしょうか。
憲法9条が輝いているからだと思います。
日本各地でつくられている「九条の会」の活動や、戦争反対、憲法改悪反対の世論の力が大いに働いている。
そういえば、ジュリーも「きゅうじょう」って曲を歌っていますね。
美空ひばりは「一本の鉛筆」だったか?
しかし、現憲法を否定し、憲法「改正」する動きも
広がっているのも現実です。
今朝の朝刊には、各党談話が掲載されています。
「民主党」:積極的な憲法論議を進めたい
「自民党」:新たな憲法改正案を発表、自主憲法制定をする
「公明党」:未来志向で憲法論議を進める
「みんなの党」:憲法論議を深めたい
「共産党」:憲法に基づく政治の実現のため全力をあげる
「社民党」:憲法を守り復興・再生を果たす
衆参両院では憲法調査会も始動しています。
次期衆院選では「改憲」が争点になるとの見方もあります。
政治の裏表をしっかり読み解かないといけませんね。
私たちは、何度も選択を間違えてきたのですから。
近いところでは、小泉郵政選挙、直近では民主党の政権交代、大阪では「橋下、維新の会」。
福島の餓死させられている動物たちに、人生をかけて支援している人たちがいます。
原発廃止に命の危険を顧みず行動している人たちがいます。
昨日も瀬戸内寂聴さん(89才)、澤地久枝さん(81才)さんたちが、高齢にもかかわらず、霞が関の経済産業省の前で「大飯原発再稼働やめなさい」と抗議のハンガーストライキを終日行なっています。
「余生は原発反対にかけている」と語っていました。
「戦わなかったらダメですね。正しいことに向かって口をひらかなければいけない」、この言葉は昨日の寂聴さんの訴えです。
消費税は、憲法14条「法の下の平等」とはかけ離れています。
被災者(地)救援でも憲法25条を具体的に実現すれば、もっともっと被災者(地)に寄り添うものになるはずです。
私たちの生活は憲法の下で成り立っています。
連休の一日は「日本国憲法」ついて考えてみましょう。
私の好きな言葉 「戦争はわかれ、平和はであい」