2012年映画館での鑑賞、年間10本計画。
3本目を観て順調に推移し、昨年の記録(2本)を難なく塗り替えました。笑
年間で3回も映画館に行ったのはおそらく人生初。(しかも正確には3ヶ月で3回。)
※ ちなみに、1本目と2本目はこれ。
Theater1「J.Edgar」
Theater2「TIME」
大統領戦の裏側をリアルに描いた政治映画で、ジョージ・クルーニーが監督、主演を務める、
「スーパー・チューズデー ~正義を売った日~」(原題「The Ides of March」)を観ました。
サスペンスでもホラーでもないのに、その描写はスキャンダラスでスリリング。
事態が急展開をみせてからは、ドキドキハラハラが止まりません。
帝王学、君主論、人心掌握術などの絡まるような騙し合い、恨み合いの頭脳戦で、
感情を操り合う駆け引きの流れにストーリーの緊張感は高まります。
"策士策に溺れる" 的なリアリティーのある物語は映画的でもあるけど、
実際の舞台裏におこる心理戦で、政治や選挙のドラマ性でもあるのでしょう。
2012年は、アメリカ、フランス、ロシア、韓国で大統領選挙が行われ、
中国でも指導者が交代する、国際情勢が激動する変革の年と言われています。
大統領制度には馴染みの薄い日本ですが、各国の選挙戦の行方に切り込むためにも、
こうした闇の部分を視点のひとつとして知っておくと、より興味が沸くかも知れないですね。
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言うまでもなく、当然デートには不向き。笑
政治好き、選挙好きな大人向けの、渋い社会映画ですね。
ジョージ・クルーニーがいぶし銀。。