新潟記念(日曜・新潟)


芝2000mのハンデ戦、GⅢ。

過去10年、1番人気は〔220〕、2番人気は〔401〕、3番人気は〔022〕。
6番人気以下〔456〕、2ケタ人気馬〔204〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
馬券圏内の半数が6番人気以下の伏兵という、波乱のハンデ重賞です。

ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
GⅠのダービーから〔200〕。
天皇賞・春から〔110〕。
GⅢの小倉記念から〔303〕。
函館記念から〔120〕。
七夕賞から〔120〕。
その他、GⅠの安田記念から勝ち馬が。
GⅠの大阪杯、GⅡの目黒記念、GⅢのエプソムCから2着馬が。
GⅢの新潟大賞典、中京記念、ラジオNIKKEI賞、鳴尾記念から3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順は不問です。
OPから〔002〕。こちらも人気、着順は不問。
3勝クラスから〔121〕。3番人気までで勝ち上がった馬です。

トップハンデは10年で17頭いて〔130〕。
勝ち馬のハンデは57.5~54キロで、平均すると56.45キロ。
2着馬は58~54キロで、平均57.3キロ。
3着馬は57~52キロで、平均55.3キロ。
23年から基礎重量が1キロ増えたので、平均を出す時のみ、14~22年のハンデに1キロ加えて計算しています。

連対20頭中、19頭に芝1800mまたは2000mでの勝ちがありました。例外の1頭は、芝1800mの重賞に2着があった23年の勝ち馬ノッキングポイントです。

また、連対20頭中18頭に重賞3着以内があり、残る2頭は前走で3勝クラスを勝ち上がり、ここが重賞初挑戦の馬でした。

牝馬は〔001〕。当日2番人気の馬。

年齢別では、3歳〔201〕、4歳〔234〕、5歳〔342〕、6歳〔211〕、7歳〔112〕、8歳〔010〕。
6~8歳で馬券に絡んでいる9頭の人気は、3、6、7、9、9、10、12、13、13番人気。人気薄のベテランに注意が必要です。





小倉2歳S(日曜・小倉)


小倉の2歳チャンピオン決定戦。芝1200m戦、GⅢ。
今年は中京の芝1200mでの施行ですが、データは小倉の過去10年で見ていきたいと思います。

1番人気は〔220〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔310〕。
6番人気以下〔145〕、2ケタ人気馬〔121〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
意外や、波乱の2歳重賞です。

ステップレースを見ていきましょう。
GⅢの函館2歳Sから〔001〕。4着馬。
OPのフェニックス賞から〔220〕。勝ち馬3頭と、1番人気3着馬。
中京2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
ひまわり賞から〔001〕。勝ち馬。
芝の新馬戦から〔556〕。15頭が4番人気までで勝ち上がった馬。他に、10番人気で勝ち上がった馬が3着に1頭います。
ダートの新馬戦から〔001〕。4番人気で勝ち上がった馬。
芝の未勝利から〔231〕。すべて1番人気で勝ち上がった馬です。

連対20頭はすべて、前走4番人気までに推されていた馬。

また、馬券圏内30頭中、芝1600mの中京2歳Sを除けば、残りの29頭はすべて1200m戦(ダートも含む)から。

馬券圏内30頭の前走コースを見ると、小倉が最も多く〔766〕、中京〔301〕、阪神〔031〕、福島〔010〕、函館〔001〕、新潟〔001〕。
勝ち馬は、前走小倉または中京からしか出ていません。

さらに、連対20頭がデビューした競馬場は、小倉7頭、中京6頭、阪神5頭、東京1頭、新潟1頭。

また、連対20頭の中に、芝で3着を外したことのある馬はいません(芝未出走1頭)。

牝馬は〔445〕。

キャリア4戦以上の馬の馬券圏内はありません。

近年、中京デビュー組や、前走で中京を走った馬の活躍が目立ちます。今年は中京での施行だけに、チェックをお忘れなく。





札幌2歳S(土曜・札幌)


札幌の2歳チャンピオン決定戦。芝1800m戦、GⅢ。

過去10年、1番人気は〔312〕、2番人気は〔202〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔134〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
ちょいとひと捻りといった感じでしょうか。

ステップレースを見ていきましょう。
OPのクローバー賞から〔111〕。連対馬。
コスモス賞から〔022〕。4着以内の馬。
新馬戦から〔557〕。4番人気までで勝ち上がった馬が16頭に、6番人気で勝ち上がった馬が1頭。
未勝利戦から〔420〕。3番人気までで勝ち上がった馬です。

馬券圏内30頭すべてが、芝1500m以上のレースから。

地方所属馬3頭を除く、JRA所属の27頭で見ると、芝1800mに勝ちがあった馬が23頭、芝1600mが2頭、芝1500mが2頭。
地方所属馬の3頭も、芝1800m勝ちが1頭、1番人気2着が1頭、芝1500m勝ちが1頭。いずれも芝に連対歴がありました。

前走で負けて馬券に絡んだのは、クローバー賞2着と、コスモス賞2着と4着の3頭だけ。
あとはすべて勝ち馬です。

牝馬は〔332〕。

キャリア4戦以上の馬は2着まで。

最後に、前走で札幌、函館以外を走って馬券に絡んだのは、前走時4番人気以内に推されていた馬のみです。覚えておくとよさそうです。


Xは@hasetake36