ラジオNIKKEI賞(日曜・福島)



3歳馬限定のハンデ重賞。芝1800m戦、GⅢ。

過去10年、1番人気は〔221〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔300〕。
6番人気以下〔166〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
2、3着に伏兵が多く台頭するハンデ重賞です。

ステップレースを見ていきましょう。
GⅠの皐月賞から〔011〕。
ダービーから〔010〕。
オークスから〔010〕。
NHKマイルCから〔002〕。
GⅡの青葉賞から〔101〕。
京都新聞杯から〔100〕。
前走重賞組は、すべて掲示板外しの馬。GⅠからは2着までです。
OPのプリンシパルSから〔311〕。勝ち馬3頭は1、3着と、1番人気4着馬。2、3着の2頭は、11着と17着の馬。
白百合Sから〔210〕。勝ち馬2頭に、3着馬1頭。
古馬混合の2勝クラスから〔001〕。9着馬。
1勝クラスから〔354〕。勝ち馬11頭に、2着馬1頭。この2着馬は、本番では3着に終わっています。

馬券圏内30頭すべてが、4月以降に1戦はしていました。

トップハンデは10年で16頭いて〔210〕。
勝ち馬のハンデは56.5~53キロで、平均すると55.55キロ。
2着馬は55~53キロで、平均54.7キロ。
3着馬は56~52キロで、平均54.8キロ。
23年から基礎重量が1キロ増になったので、平均を出す時のみ、14~22年の斤量に1キロを加えています。
馬券圏内は5.65~52キロ。今年で言えば、57.5~53キロとなりますか。

注目すべきは22年までのハンデ53キロの馬で〔144〕。昨年54キロで2着の馬を加えれば、9年連続で馬券に絡んでいます。
具体的に人気を見ると、12番人気3着、9番人気2着、8番人気2着と9番人気3着、9番人気3着、6番人気3着、8番人気1着、11番人気2着、8番人気2着。昨年は4番人気2着でした。
54キロで人気薄なら、“黙って買い”かもしれません。

連対20頭中、19頭に芝1800mまたは2000mでの勝ちがあり、例外の1頭は23年優勝のエルトンバローズ。この馬には芝1800mに2着が3回あり、芝1600mの未勝利、1勝クラスと連勝で臨んだ勢いがありました。

牝馬は〔010〕。

逃げ馬が〔123〕と頑張っているのと、捲るタイプの馬の好走も目立ちます。小回り適性は要チェックです。

最後に、勝ち馬10頭中6頭が1~3番枠の馬。残る4頭は6、9、11、14番枠。
これを2着で見ても、7頭が7番枠より内の馬。残る3頭は10、11、12番枠。
内枠好走を覚えておくとよさそうです。





北九州記念(日曜・小倉)


芝1200mのハンデ戦、GⅢ。
JRA創設以来初となる、小倉の6月開催。その開幕週を飾る重賞です。
例年は8月の開催ゆえ、ステップレースに関しては、今年は割愛したいと思います。

過去10年、1番人気は〔041〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔121〕。
6番人気以下〔625〕、2ケタ人気馬〔123〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
1番人気が15連敗中。加えて、6番人気以下の伏兵が6勝と、大波乱のハンデ重賞です。

前走重賞組が〔767〕。人気、着順は不問。
OPから〔223〕。3着以内6頭と、13着馬。
3勝クラスから〔120〕。すべて勝ち馬です。

前走の距離では、芝1000mから〔332〕。これはすべてアイビスSD。
芝1200mから〔768〕。
芝1400mから〔010〕。
今年は前走芝1200m組が中心となりそうです。

トップハンデは10年で20頭いて〔211〕。
勝ち馬のハンデは57~51キロで、平均55.1キロ。
2着馬は57~52キロで、平均55.8キロ。
3着馬は56.5~51キロで、平均55.1キロ。
23年に基礎重量が1キロ増になったので、平均を出す時のみ、14~22年の斤量に1キロを加えています。
馬券圏内は57~51キロですから、今年で言えば58~52キロでしょうか。

連対20頭中、18頭に芝1200mでの勝ちがあり、例外の2頭は、22年2着のタイセイビジョンと、23年2着のママコチャ。前者には芝1400mの重賞勝ちと芝1200mの重賞2着が3回あり、後者は芝1200mが初で、芝1400mのリステッドに勝ちがありました。

連対20頭中、芝1200mの重賞勝ちがあったのは11頭。

小倉の芝1200mに勝ちがあったのは14頭。残る6頭は、この舞台が初めてか、小倉芝1200mの重賞に2、3着があった馬です。

牝馬は〔666〕。牡馬を上回る好成績。

年齢別では、3歳〔112〕、4歳〔323〕、5歳〔271〕、6歳〔304〕、7歳〔100〕。
連対という意味では、5歳馬がいいようです。

近4年で、逃げ馬が3頭馬券に絡んでいます。開幕週ゆえ、多少ペースが速くなっても前残りがあるのかもしれません。

ちなみに、出走頭数の差もありますが、関西馬が〔91010〕と関東馬を圧倒しています。

8月施行時は好相性のステップレースがありましたが、今年はそれ以外のデータから上位馬を見つけたいところです。


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