八代亜紀さんのお別れの会に行ってきました。

歌手仲間の皆さんを始め、たくさんの人が参列。
会場内には、八代亜紀さんの写真、衣装、自筆の絵画など、故人ゆかりの品が展示されていました。

コンサート形式で行われた、お別れの会。
AIが再生した八代亜紀さんの声は、しゃべりのクセまで忠実に再現。その精度の高さには、驚かされました。
歌唱はライブ音源や、レコーディングの録音だと思いますが、その歌を生バンドの演奏に乗せて。
センターには、衣装を身に纏った人形が立ち、スクリーンには幼い頃からの思い出の写真が映し出され。最後も「八代亜紀は幸せでした。バイバイ!」と、明るいコメントで幕を閉じる。チャーミングな八代亜紀さんならではの“さよなら”でした。
ただ、明るく演出すればこその哀しみと言うんですかね。ハンカチで目頭を押さえる人がたくさんいたのも確かです。

会場内は録画・録音・撮影が禁止されていたのですが、会場前に停められた“デコトラ”は撮影OK。
“トラック野郎のマドンナ”として、人気を博した八代亜紀さん。当時を偲びながら、カメラを向けてみました。





1日中、雨。
それはそうでしょう。
八代亜紀さんのお別れの会ですから。
「雨、雨、降れ降れ、もっと降れ」です。

会場入口の看板にもあった「~ありがとう…これからも~」の言葉の通り、歌は永遠に歌い継がれます。幼い頃はコンプレックスだったというハスキーボイスは、魅惑の歌声として、時代を超えて、人々に愛され続けるでしょう。


八代亜紀さん、『Beautiful Songs』のゲストでお会いできて、本当によかったです。あの時間は、ボクにとっての宝物です。
天国でも、大好きな歌を唄って、大好きな絵を描いて。どうぞ、ゆっくりとお休みになって下さい。ありがとうございました。