弥生賞ディープインパクト記念(日曜・中山)


3歳馬による芝2000mの皐月賞TR、GⅡ。
上位3着までの馬に優先出走権が与えられます。

過去10年、1番人気は〔341〕、2番人気は〔322〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ6回に、万馬券1本。
万馬券の19年を除けば、毎年1、2番人気のいずれかが連絡み。基本は堅めの皐月賞TRです。

ステップレースを見ていきましょう。
GⅠの朝日杯FSから〔132〕。連対4頭に、2番人気7着と7番人気6着の馬。
ホープフルSから〔125〕。掲示板確保の馬。
GⅢのきさらぎ賞から〔101〕。5着と3着の馬。
京都2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
共同通信杯から〔100〕。4着馬。
京成杯から〔001〕。3着馬。
GⅢ時代の東京スポーツ杯2歳Sから〔110〕。勝ち馬。
旧ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔010〕。勝ち馬。
OPの若駒Sから〔201〕。連対馬。
1勝クラスから〔220〕。1、2番人気で勝った馬。
新馬勝ちから〔010〕。2番人気で勝ち上がった馬です。

馬券圏内30頭中、前走で掲示板を外していたのは、朝日杯FS7着、6着の2頭のみ。

また、近2走続けて3着を外した馬の馬券圏内はありません。

連対20頭中、19頭に芝1800m以上での勝ちがあり、例外の1頭は芝1500m、1600mで2戦2勝の21年2着シュネルマイスターでした。

また、連対20頭中、16頭が2勝以上を挙げていて、1勝馬4頭のうち、3頭には重賞に掲示板がありました。例外の1頭は新馬勝ち即の馬です。

ちなみに、連対20頭中、重賞勝ちは7頭、OPクラス勝ちは5頭です。

キャリア1戦と6戦以上の馬は2着までとなっています。





チューリップ賞(土曜・阪神)


3歳牝馬による芝1600mの桜花賞TR、GⅡ。
上位3着までの馬に優先出走権が与えられます。

データは過去10年ですが、21年は1着同着。従いまして、10年で勝ち馬は11頭、2着馬は9頭となります。

1番人気は〔611〕、2番人気は〔115〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔143〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
毎年1、2番人気のいずれかが馬券圏内に来ており、広義の意味での軸は人気馬でよさそうです。

ステップレースを見ていきましょう。
圧倒的に好相性なのが、GⅠの阪神JF組で〔815〕。すべて4着以内の馬。
GⅢのクイーンCから〔020〕。4、5着の馬。
シンザン記念から〔010〕。2着馬。
フェアリーSから〔001〕。3着馬。
OPのエルフィンSから〔111〕。1番人気9着馬と、2着、3着の馬。
紅梅Sから〔100〕。1番人気1着馬。
1勝クラスから〔112〕。1、2番人気で掲示板確保の馬。
新馬勝ちから〔021〕。
未勝利勝ちから〔010〕。

連対20頭中、芝1600mに勝ちのあった馬が15頭。
残る5頭のうち、2頭は芝1400m、芝1500mの新馬勝ち即の馬。3頭は芝1600mのOPクラスに4着以内があった馬です。
具体的に挙げておくと、シンザン記念2着があった16年2着のジュエラー、阪神JF4着があった21年1着同着のメイケイエール、エルフィンS2着があった23年2着コナコーストです。

勝ち馬11頭で見ると、10頭が2勝以上の馬。例外の1頭は21年1着同着のエリザベスタワー。
この中で重賞勝ちがあったのは7頭です。

連対20頭中、重賞出走歴を持つ馬は12頭。重賞に出走したことがあるなら、掲示板は必須のよう。

キャリア1戦の馬は2着まで。
キャリア5戦の馬は3着に1頭のみ。
キャリア6戦以上の馬の馬券圏内はありません。





オーシャンS(土曜・中山)


芝1200m戦、GⅢ。

過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔324〕。2ケタ人気馬〔220〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
過去10年のうち、9回で1~3番人気が連絡み。残る1回は5番人気と4番人気のワンツーでした。

ステップレースを見ていきましょう。
まずは、馬券圏内に複数頭を送り込んでいる重賞から。
GⅠのスプリンターズSから〔112〕。
海外GⅠの香港スプリントから〔101〕。
GⅢのシルクロードSから〔322〕。
その他、GⅡの阪神C、GⅢの京都牝馬S、京阪杯、ダートの根岸Sから2着馬が。
GⅢの東京新聞杯、阪急杯から3着馬が出ています。
重賞組の人気、着順は不問です。
OPから〔431〕。連対6頭に、2番人気4着と9番人気13番の馬。
3勝クラスから〔102〕。3番人気までで勝ち上がった馬です。

連対20頭中、18頭にダートを含む重賞連対歴またはOPクラス勝ちがありました。
残る2頭は、14年の勝ち馬スマートオリオン、23年2着のディヴィナシオン。特にスマートオリオンは、芝1200m戦でここまで7戦連対パーフェクトという距離巧者でした。

前走の距離を見ると、1200m〔977〕、1400m〔032〕、1600m〔101〕。
圧倒的に、芝1200mからの馬が好成績です。

牝馬は〔351〕。このうち8頭が、当日4番人気までの馬。例外の1頭は11番人気。人気の牝馬は狙いたいところです。

年齢別では、4歳〔213〕、5歳〔524〕、6歳〔151〕、7歳〔220〕、8歳〔002〕。
5歳馬中心ですが、ベテランの頑張りにも注意が必要です。

最後に、過去の好走馬が複数回の好走を見せるのも特徴のひとつ。具体的に挙げていきましょう。
14年2着スノードラゴン、16年3着。
15年勝ったサクラゴスペルは、13年も勝っていました。
15年2着ハクサンムーン、翌16年も2着。
17年2着ナックビーナス、18、19、20年と4年連続2着。
18年3着ダイメイフジ、翌19年も3着。
21年3着ビアンフェ、翌22年も3着。
今年は昨年2着のディヴィナシオンが出走を予定しています。要注目です。


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