根岸S(日曜・東京)


ダート1400m戦、GⅢ。

過去10年、1番人気は〔520〕、2番人気は〔123〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
毎年4番人気までの馬が連絡み。軸は人気馬でよさそうです。

ステップレースを見ていきましょう。
GⅠのチャンピオンズCから〔213〕。人気、着順は不問。
芝のマイルCSから〔100〕。14着馬。
交流GⅠのJBCスプリントから〔010〕。2着馬。
GⅢの武蔵野Sから〔421〕。4着以内6頭に、14着馬1頭。
カペラSから〔221〕。3着以内の馬。
交流GⅢの兵庫ゴールドTから〔100〕。勝ち馬。
OPのファイナルSから〔011〕。連対馬。
師走Sから〔011〕。2、3着馬。
ギャラクシーSから〔011〕。2、3着馬。
霜月Sから〔010〕。勝ち馬。
すばるSから〔002〕。1着と3着の馬。

条件戦からの馬券圏内はなく、勝ち馬はすべて前走重賞組。
OPからは2着まで。すべて前走3着以内だった馬です。

連対20頭で見ると、近2走のいずれかで連対していた馬が17頭。3着がある馬1頭に、4着がある馬2頭。
これを馬券圏内30頭に広げても、すべて近2走のいずれかで掲示板を確保していました。
近走好走は重要なポイントのようです。

連対20頭中、16頭にダート1400m戦での勝ちがあり、2頭はダート1600mの重賞勝ち馬(18年1着ノンコノユメ、23年2着ギルデッドミラー)、1頭はダート1200mの重賞勝ち馬(19年1着コパノキッキング)です。
残る1頭は、ここが初ダートの馬(20年1着モズアスコット)でした。

また、連対20頭中、18頭にダート重賞の連対またはOPクラスの勝ちがあり、1頭にはダート重賞の3着がありました(16年1着モーニン)。
例外の1頭は、ここが初ダートの20年1着モズアスコットですが、この馬にも芝のGⅠ安田記念勝ちがありました。
OPクラスでの好走歴は必須と言えそうです。

牝馬は〔010〕。
セン馬は〔220〕。

脚質的には、差し、追い込みの天下。

また、関西馬が〔8109〕、関東馬が〔201〕。昨年は関東馬が1、3着。今年はどちらに軍配が上がりますか。

年齢別で見ておくと、4歳〔211〕、5歳〔422〕、6歳〔343〕、7歳〔110〕、8歳〔024〕。
2、3着に頑張る8歳馬ですが、その人気は5、6、9、10、10、15番人気。人気薄の8歳馬がいたら、穴と狙って面白いかもしれません。





シルクロードS(日曜・京都)


芝内回り1200mのハンデ戦、GⅢ。
21~23年は中京での施行。従いまして、データは京都で行われた14~20年の7回で見ていきたいと思います。

1番人気は〔110〕、2番人気は〔300〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔027〕、2ケタ人気馬〔015〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
勝つのは4番人気までの馬ですが、3着はすべて7番人気以下の伏兵。
中京施行の3回は、4、2、2番人気が勝ち、3着も2、3、1番人気でしたが、京都に戻った今年は“3着穴狙い”といきたいところです。

ステップレースを見ていきましょう。
GⅠのスプリンターズSから〔100〕。12着馬。
GⅡの阪神Cから〔200〕。2着と4着の馬。
スワンSから〔001〕。17着馬。
GⅢの京阪杯から〔220〕。掲示板3頭に、7着馬。
OPの淀短距離Sから〔143〕。3着以内6頭に、2番人気5着と4番人気8着の馬。
尾張Sから〔101〕。勝ち馬と2番人気11着馬。
ラピスラズリSから〔001〕。3着馬。
3勝クラスから〔011〕。3番人気以内で勝った馬です。

トップハンデは7回で8頭いて〔110〕。
勝ち馬のハンデは57.5~55キロで、平均すると56.21キロ。
2着馬は58~53キロで、平均55.14キロ。
3着馬は57~53キロで、平均55.29キロ。
55キロでの優勝は2頭いますが、どちらも牝馬。牡馬は56.5キロ以上で、昨年から基礎重量が1キロ増になったので、勝ち馬のハンデは、牡馬なら57.5キロ以上、牝馬は56キロ以上となります。
2着で見ても、牡馬は55キロ以上、牝馬は53キロ以上。従って、今年は牡馬56キロ以上、牝馬54キロ以上。
重いハンデは実力の証しといったところでしょうか。

連対14頭すべてに、芝1200mでの勝ちがありました。

また、連対14頭中、12頭に芝1200mの重賞連対またはOPクラスの勝ちがあり、残る2頭のうち1頭には芝1400mの重賞での3着がありました。もう1頭は前走で3勝クラスを勝ち上がったばかりの馬です。

ちなみに勝ち馬7頭は、すべて重賞連対歴を持つ馬でした。

前走の距離で見ていくと、1200m戦が〔576〕、1400m戦が〔201〕。同距離がいいようです。

所属別では、関西馬が〔755〕と、関東馬の〔022〕を圧倒しています。

牝馬は〔331〕。

最後に年齢別で見ておくと、4歳〔231〕、5歳〔222〕、6歳〔222〕、7歳〔100〕、8歳〔001〕、9歳〔001〕。
4~6歳の3世代がいいようです。


Xは@hasetake36