春秋に生産されるロングセラーの名品の春分入荷でサイズも揃ったところで、この時期に欠かせないの大定番をご紹介します。
コスパも高く多くのアメカジファンに好評の、バズリクソンの海軍シャンブレーワークシャツです。
シャンブレーシャツはTシャツやタンクトップの上にさらりと羽織るのにも使えるので、夏場も含めてオールシーズンで着れるアイテムです。
バズの海軍シャンブレーは、1958年に作られた米海軍のワークシャツの復刻になります。
海軍シャンブレー独特の柔らかい生地感、簡素なディテール、タイトではなく楽に着れるやや広めのサイジング再現をご覧ください。
「バズリクソンズ ブルーシャンブレーワークシャツ BR25995 -125 BLU ブルー」 です。
海軍系シャンブレーシャツの特徴は織り方にあります。
いわゆる甘織りで、織る時のテンションをゆるくしています。
固くない柔らかめの生地感です。
洗い込んでいくことで、さらにクタっと柔らかい着心地になっていきます。
海上で洗いざらしたシャンブレーシャツは着やすく、一年を通して海の兵士達のデイリーウエアとして愛用されました。
官給品らしくシンプルな作り特徴的です。
チンストラップは付いておらず、そこが良い言われる方も多いです。
縫製は二本針です。
オールドワークの凝った感のある三本針も良いですが、この官給品の海軍シャンブレーシャツはやはり簡素な二本針が良く似合います。
二本針ですので、空環糸も二本です。
マチにはセルビッチが付いています。
ポケットもフラップのないシンプルな仕様です。
青いボタンも海軍シャンブレーの特徴です。
U.S NAVYを感じさせる雰囲気のあるボタンです。
カフスも一つボタンのシンプルな仕様です。
襟裏にコントラクター番号のスタンプが入ってます。
着込んでいく内にさらに消えていくと、古着感が出てきますね。
いかにも海軍シャンブレーシャツな後姿です。
シルエットは身幅やアームが太目なのが特徴です。
オリジナルは作業しやすいようにユッタリ目のサイジングですが、それを復刻したこのモデルもユッタリ目のサイジングで作られています。
袖が太目なのが伝わるでしょうか。
腕が太い方や体格の良い方は特に着やすいですよ。
この身幅の広さがパンツインした時の横の絶妙な余り具合になります。
リアルなワークシャツ感ですし、これがモサッリ感の演出になります。
ウォバシュストライプやコバートのベストにも良く合います。
デニムパンツには鉄板ですね。
デニムはジェラードの「黒タグ」47年前期モデルです。
ジャストで穿くと細めですが、今回はインチアップして穿かせています。
デニムオンデニムのインにも。
インからチラリと見えるのもブルーシャンブレーで、ブルー系のコーディネート。
海軍シャンブレーですがベーシックなシャンブレーシャツはA-2のインにも好相性。
軍のワークウエアがまだデニム時代のオールドミリタリーなワークシリーズは、簡素な作りも含めて独特の味わいがあります。
古い写真の中で出てくる雰囲気を醸し出してくれますよ。カラー写真ではボタンのブルーなのも見て取れます。
そしてこちらのパンツも人気の高いオールドミリタリーなデニムワークパンツです。
バズリクソンのトラウザーズ ワーキングデニム BR41106-421 です。
オリジナルは1937年に支給されていたデニムトラウザーズパンツです。
色落ちをご覧ください。
左が同じ生地のシャンブレーを二年間着た物です。(ペイントカスタムモデルですので、仕様やラベルが違います。)
色が薄くなるとともに生地も柔らかくなっています。
バズリクソンはヴィンテージを分析して作っているので、経年変化を刻んだ物はリアルなヴィンテージの色落ちと風合いです。
これからの季節は前を開けて羽織る感じでも着やすいですよ。
パンツはジェラードの41カーキ新色のオリーブです。
ブーツは工場廃業の為、正に現品限りのお宝ブーツ「ロンウルフ」のスウェードのエンジニアです。
ベスト合わせるようなオールドワークなスタイルにも味わい深く対応しますし、クラシカルなミリタリースタイルには、ベストマッチなシャンブレーシャツです。
そしてこのモデルのロングセラーの要因には、コストパフォーマンスの高さもあります。
簡素な作りの再現というのもありますが、さらに東洋エンタープライズのスケールメリットも活かし、長い定番にする事でコストも抑えられたロングセラーの名品です
広く支持されるロングセラーの名品ですので、是非実物をご覧下い。
13800円 + TAX です。