有りそうで無いのがブラックージーンズですが、今年はあの名品でブラックジーンズが作られました。
シュガーケーンを代表するデニムパンツ1947年モデルのブラックジーンズです。
「シュガーケーン デニムパンツ 14.25oz. BLACK DENIM 1947 MODEL (REGULAR STRAIGHT) SC42460-411A」です。
デニムは経糸に黒糸、緯糸は生成の糸で織りあげられた織り上げた14.25オンスのデニムです。 いわゆる糸染めなのでブルーデニムのような白場が見えるブラックデニムです。
ブラックジーンズは後染めの物(真っ黒)が多いので、白場のあるオーソドックスなデニムのブラックという点も今回の大きなポイントです。
裏から見ると生成りの色が見えますよ。
ベースなるのは1947年のリーバイスXXです。
第二次大戦が45年に終わり、それまで「大戦モデル」として簡素化されていたデニムパンツも、本来のワークパンツとしての機能性やファッション性を追求する環境になってきました。
そんな時代のXXをモデルに作らているのが、シュガーケーンの「1947」 です。
一つの完成形とされる47年モデルは、ブランドを問わず一番人気のモデルとなっていますね。
リベット使いやブランド名の入るボタンフライと、大戦期を終えてディテールも豪華になっていった時代です。
力強さの象徴の機関車をデザインしたシュガーケーンのレザーパッチです。
ブラックデニムにセルヴィッチは映えますよ。
腰回りが丸っとして緩やかなテーパードなシルエットは、47年モデルの特徴であるとともに武骨な当時のジーンズの雰囲気を醸し出します。
この形の良さもこの時代の人気が高い要因です。
ブラックなので色々な合わせ方が出来ると思います。
今回は渋めでテーラー東洋のベージュのベトジャンに合わせてみました。
早速すぐる君も自分用に購入していますので、今日のすぐる君を。
ブラックのGジャンでセットアップ。
Gジャンは後染めのブラックですが、あえて同じデニムでなくても良い感じになりますよ。
今のところ今回のデニムパンツと同じデニムでGジャンは作られていません。
インにブラックのベスト、シャツはバズリクソンズのブラックシャンブレーシャツです。
このデニムは色落ちしてくるとグレーっぽくなっていきます。
そのあたりも楽しみながら、色々なコーディネートに使える一本です。
定番になるかどうかも未定ですので、ブラックジーンズをお探しの方は、お早めに見ておいてください。