先日インスタグラムの写真でもご紹介したジェラードのミリタリーシャツモチーフの”Lennon”を詳しくご紹介します。
制作の基になったのはジョン・レノンが反戦コンサートで着用したミリタリーのファティーグシャツ OG-107でです。
ベトナム戦争が長期化していたアメリカ国内では反戦運動が激しさを増していました。
ジョン・レノンも積極的に活動しており、マディソン・スクエア・ガーデンで開催されたコンサート "One To One" でその意を示す為に着用したとされるがこのモデルになります。
60年代の終わりにUSアーミーのコートを着てドイツの空港にいた彼は、元軍人に「自分が着てたユニフォームをプレゼントするよ」と話しかけられたそうです。
ジョン・レノンはこの時のミリタリーシャツを色々な場所で着ており、そのことが後にミリタリーをファッションに取り入れる動きの大きなきっかけとなっています。
そんな経緯を踏まえて、ミリタリーのファティーグシャツ OG-107をベースに、ジェラードのフィルターを通して素材やサイズ感を変えて作られたのがこの”Lennon”になります。
素材を変えバックサテンに変え色をオフホワイトに、サイズ感もユル目に設定し制作していますよ。
「ジェラード S/S ＳＨＩＲＴ ”Lennon” CT71105 バニラ」 です。
ネップ感が強い表情のあるバックサテンです。
色はバニラ（オフホワイト）です。
着るとこんな感じです。
いつもＭサイズのすぐる君がＭを着ています。
いつものサイズで着ると肩が少し落ちるくらいの大きめのサイズ感です。
勿論サイズを下げてジャストで着ても良いですよ。そこはお好みで。
ハットはバズリクソンズのワーキングデニムハットです。
アメカジハットの大定番ともいえるミリタリーハットの傑作ですね。
下のボタンを開ける今どきの感じでも。
本来はオリーブのサテン地ですが、それをこの生地を使う事で雰囲気を変えながらも、形やディテールから漂うミリタリー感、サイズをユル目に着てもハマった感が出るよう作られた完成度の高いシャツになっています。
このあたりの崩し方は、ジェラードはとても上手ですね。
着てみるとなるほどのカッコ良さが滲みますので、是非お試しください。
14000円 ＋ TAX です。
