今日は今年初の夏日ですかね。
昨日に続きショートパンツをご紹介しましょう。
こちらも今年分が入荷でサイズがそろいました。
バズリクソンズのショーパンツです。
アメリカ陸軍が8.2オンスのコットンツイルを使用したチノ・トラウザースを導入したのは1937年で、それは現代まで採用されている息の長いトラウザースです。
中には亜熱帯地域での使用を目的としたショーツ型も存在しており、1950年代末期から支給されました。
探検隊が穿いていそうな野暮ったさが魅力のショーツです。
「バズリクソン SHORTS, MEN'S, COTTON, UNIFORM TWILL, 8.2oz. BR52321-134 キャメル」 です。
生地はミリタリーチノで使われる細い糸で紡がれた光沢感のある生地を使っています。
綿100%のミリタリー独特のカチッと感のある生地です。
濃い目のカーキがオールドミリタリー感を滲ませます。
チノーズの規定色であるカーキとは明るい黄褐色、もしくは緑がかった茶色を表しますが、その語源はインドのウルドゥー語の『土ぼこり』に由来しており、カーキ色は戦場において保護色となりました。
フロントプリーツが設けられ、ゆったりとした動きやすいシルエットになります。
横から写してみました。
上のほうは留めてあり開きません。
半ばあたりから少し広がる形状です。
フロントのボタンやループ周りあたりの雰囲気もミリタリー感がありますよ。
そしてこのループ。
普通の40mmのレザーベルトは入りません。
ミルスペックにのっとっての細めのループです。 30mmのベルトが入るサイズです。
生地感も含めて細いベルトが似合うパンツです。
フロントはタロンのジッパーフライです。
ポケットの内側のスレイキはメッシュになっていますよ。
これは風が入るので涼しいですね。
本来は川や沼地の湿地帯に入っても水が抜けやすいよう考慮されたディテールです。
亜熱帯地方用の仕様は、暑い日本でも効果があると思いますよ。
後ろはフラップ付のポケットが両側に付きます。
そしてフラップを開けると中にボタンが付いています。
これを閉じると中の物が落ちることはありません。
内側はメッシュのスレイキ。
バズリクソンンズのミリタリープリントのTシャツに合わせてみました。
先日撮影したすぐる君の着画を。
アロハシャツにも良く合います。
いかにも楽な太さですよ。
ジャストサイズの32インチで穿いて、これくらいの余裕があります。
ホワイトのアロハシャツも爽やかですよ。
いわゆるチノパンツのベージュよりは濃い色合いなのなので、トップスのホワイトとのメリハリが付きます。
濃い目の色合いやディーテールから普通のチノショーツに見えて、やはり独特の雰囲気が漂う味のあるショートパンツです。
Tシャツ、タンクトップ、ワークシャツ、アロハシャツと幅広く合わせていけながら、独特の癖のある感じも滲むミリタリーショーツ、今年は暑い夏になりそうですので、普段ショーツを穿かない方もショーツを試してみると、快適さもありますが着こなしの幅も広がり楽しいと思います。
13800円 + TAX です。