先日再入荷したジェラード話題の「41カーキ」をご紹介します。
このパンツはYouTubeチャンネル「東野デニム」に取り上げられた事もあり、入荷しても早くにソルドアウトが続いているモデルです。
チノパンツの大戦モデルといわれるU.S ARMYの41年モデルを、そのままのシルエットで復刻していますよ。
41カーキと言われるこの型は股上が深くワイドなシルエットが特徴的ですが、このモデルを復刻する場合は穿きやすいようにやや細目で股上も少し浅くする場合が多いです。
今回のジェラードが作った41カーキは、当時のワイドで股上も深いシルエットをそのまま再現しています。
生地もオリジナルの生地感を再現することで、シンプルでありながらも癖のあるパンツに仕上がっています。
「ジェラード "BASIC COLLECTION" 41Khaki(41カーキ) AG61317A ピーナッツ」 です。
生地は当時と同じタテヨコ20のムラ糸を使い旧力織機で織り上げた高密度のチノです。
ムラ糸を使用しているため生地の凹凸感やネップ感など、ヴィンテージ感漂う表情になっています。
また織り方もヴィンテージのチノ同様の左綾で織っています。
基本的に右綾の双糸使いがウエポン、左綾の単糸つかいがチノとされており、今回の生地はまさしく言葉通りのチノ生地を使ったたチノトラウザーと言えます。
ややゴワっとした風合いが伝わるでしょうか。
ハリのある生地感はアタリなどの経年変化も出やすいですよ。
全体の色はだんだんと白けていきます。
深めの股上も特徴的です。
ロングセラーの名品バズリクソンズのオリジナルスペックの41カーキ オリーブと比べてみました。
股上の差が帯一つ分あります。
太さも二つまみくらいの差があります。
フロントにはコインポケットが付きます。
フロントはメタルボタンではなく尿素ボタンを採用てしいます。
ワンウォッシュしているので、サイドシーム等のステッチ周りには既にパッカリングが出てきています。
後ろです。
見るからに股上が深いですよ。
細目のループや腰部分の縫い方のディテールもミリタリーチノの特徴です。
ポケットも当時のヴィンテージ同様の2mmの両玉縁で縫っています。
フロント裏の持ち出しやポケットには別生地のチノを使うなど、見えないところにもヴィンテージのディテールに拘っています。
股上が深くワイドなシルエットです。
バズリクソンズの新作デッキジップのブラウンと合わせてみました。
足元はダリーズのスタックマンです。
ブラウン系の渋いコーディネートで。
デニムジャケットにも良く合いますよ。
セットアップで新しく卸した時に、パンツが早く色落ちしないように、41カーキを併用される方も多いですよ。
このワイドでテーパードなシルエットが絶妙です。
Gジャンはジェラードのセカンドです。約1年着用です。
この股上の深さも逆に新鮮です。
41カーキの無骨な雰囲気をそのまま形にする事で、逆に今時のオシャレ感が漂うパンツになっています。
それでいながら、股上の深さや生地感から滲みでる雰囲気は、正にアメカジのミリタリー感です。
Gジャン、ライダース、A-2やG-1、MA-1、半袖Tシャツアロハシャツ、ネルシャツやワークシャツと、ほとんどのアイテムに合わせていけるチノトラウザーズです。
素材感やシルエットを是非実物でご覧ください。
これカッコいいですよ!
22727円 + TAX です。