レザーのスニーカー「スピングルムーブ」の新色が入荷しました。
渋いグリーンブルーとホワイトのコンビの配色です。
写真では微妙な色合いが伝わりませんが、この配色どこかで見た事ある方もいると思いますよ。
「スピングルムーブ SPM110 103 コンビ」 です。
素材はカンガルーレザーです。
カンガルーレザーはスパイクやグローブにも使われる馴染み易い柔らかいレザーです。
スピングルムーブはレザーのスニーカーということと、この巻き上げ感のあるソールの形も特徴的です。
MADE IN JAPAN のスニーカーとして海外でも評価の高いブランドに成長しました。
偶然ですが広島のブランドです。
スピングルムーブの人気の要因は、見た目のオシャレ感もありますが、なんといっても履き心地の良さがあり、それによってリピート率が高いです。
指の付け根あたりが少し横広感のあるシルエットは、日本人の足の形に合っています。
中敷きには天然のラテックスラバーが使われています。
化粧の時に使うパフと同じ素材で、復元力が強く足を包むような柔らかさが継続します。
踵のカウンター(中に入る芯)には革靴に使う芯材を使用しています。
しっかりとしたカウンターを入れる事で、長く歩いても踵がぶれず、疲れにくくなっています。
この巻き上げソールも、本来は機能性からきた形です。
人の足は歩くときは指の付け根が屈曲するので、このようなつま先が反りあがった形が、歩きやすさを感じます。
ソールはバルカナイズ製法といわれる昔の技法でアッパーに圧着しています。
この製法が出来るのは、日本で数社しかないそうですよ。
スピングルムーブとしては2002年からですが、母体のシューズ会社は80年の歴史を持つ老舗です。
昭和の体育館シューズなども作っており、この波模様のソールは当時の古い機械を治しながらその時のソールを再現しています。
オシャレ感がありながら、どこかノストラジックな雰囲気が漂うのは、そういった歴史があるからですね。
中々写真で色が写りにくいですがこの配色、HONDAの名車「クラブマン」の配色を連想させますよ。
絶妙な配色のスピングルムーブの新色、これからの時期の履いてみたくなる一足です。
20000円 + TAX です。